まさに「援護射撃」となるかもしれない。今年の「24時間テレビ」(日本テレビ系)にて、テツandトモと組んでネタを披露したり変顔まで繰り出して、視聴者からも喝采を浴びた女優の佐々木希。
「この頑張りが、日本テレビの上層部に高評価されているというのです。このコロナ禍で『24時間テレビ』を強行した同局に対しては批判もありました。内容ついても“24時間ジャニーズテレビ”と揶揄されたり、故・志村けんさんを題材にしたスペシャルドラマも一部で批判を浴びるなど、評判は必ずしも芳しくなかった。そんな中で佐々木が健気に番組を盛り上げていた姿は視聴者の共感と同情を呼び、彼女の奮闘が評価されるのは当然でしょう」(テレビ誌ライター)
女優としては中途半端な印象の佐々木だが、騒動をものともせず仕事をこなす姿で、芸能人としての格も上がったのは確実。その頑張りが、夫でお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建にとっても救いの手となりそうだというのだ。
「トイレ不貞という前代未聞の醜聞で、復帰は無理、あるいは復帰できたとしても数年はかかると見る向きもありました。ところが妻の佐々木が『24時間テレビ』で大活躍したことにより、その論功行賞として夫の渡部にテレビ復帰のチャンスが用意されるかもしれないという噂があるのです。その復帰先としてはやはり、渡部がレギュラー出演していた『行列のできる法律相談所』が選ばれる可能性が高そう。ただ、いきなりのスタジオ出演はさすがにハードルが高いので、まずはフワちゃんが後釜を務めていた“天の声”で間接的に復帰するところから始めるかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
同じ日本テレビでは8月26日深夜放送の「東野・岡村の旅猿~プライベートでごめんなさい~」にて、チュートリアルの徳井義実が復帰を果たしている。それに渡部も続くことで、同局が「不祥事芸人の再生工場」になる可能性もありそうだ。
(浦山信一)