綾野剛と星野源がW主演を務める金曜ドラマ「MIU404」(TBS系)の第10話が8月28日に放送され、世帯平均視聴率11.3%と全話2ケタ視聴率を維持した。ここにきて大きな注目を集めているのが、ラスボスを演じる菅田将暉だ。
「架空の第4機動捜査隊を舞台に、これまで1話完結で展開してきたこのドラマ。ところが第9話のラストで伊吹(綾野)と志摩(星野)が追いかけていた犯人がドローンに仕掛けられた爆弾で殺されるというショッキングな展開に視聴者は釘付け。しかも第10話では、菅田演じる久住が縦横無尽に警察をあざむく姿に『もー最高なんですけどっ!』『狂気に飲み込まれそうな危うさと怖さと美しさ』といった驚きと賞賛の声が寄せられています」(芸能ライター)
警察に発見されてしまった違法ドラッグ「ドーナツEP」の生産工場を撤収するために、久住がドローンを飛ばして都内12カ所を爆破するフェイクニュースで撹乱して警察の度肝を抜くラストシーンには、「3年A組でネット社会に警鐘を鳴らした柊先生が、SNSを操って犯罪に手を染める久住」といった声も。
「菅田は2019年1月期のドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)で教師・柊一颯役を熱演。病に侵され、死を目前にしながらもフェイクニュースで命を絶ってしまったクラスメートの自死の真相を究明。生徒たちに“SNSの怖さ”を訴えかける姿は多くの感動を呼びました。その柊を演じた菅田が、今度はフェイクニュースなどを駆使して悪の限りを尽くす久住役を演じたことで、このドラマの注目度はぐんとアップしています」(女性誌記者)
いよいよ9月4日に最終回を迎える「MUI404」。怪演ぶりを発揮する菅田将暉から目が離せない。
(窪田史朗)