女優の大竹しのぶが9月4日に自身のインスタグラムアカウントを更新し、元夫でお笑いタレント・明石家さんまの誕生日のエピソードを紹介した。
7月1日に65回目の誕生日を迎えていたさんま。大竹は、先夫との間にもうけた長男・二千翔さんが“ボス”と崇めるさんまへの誕生日プレゼントとして、コーヒーメーカーを買いに行ったことを明かすも、「絶対に持ってるに決まってるのになあと少し不安な気持ちで」と当時の心境を説明。
「いよいよプレゼントを渡す時間が。開けた途端、さんまさんが言った言葉。『2日前に壊れたんやあ』これに対してみんながわあと盛り上がり、私も本当に良かったなあと」と感傷に浸り、「家に帰って聞いてみるとかなり高価なものだったみたいで。だって本当にあげたいものあげたかったから。と。」と二千翔さんのさんまへの想いを明かした。
大竹は1988年にさんまと結婚し、1992年には離婚していることから、「ボスと息子が過ごしたのはたった4年。それでも今もこうして繋がっているという事や、大人になったなぁとしみじみ思ったり、私自身が幸せを感じる夜になりました。ありがとう」と現在の家族の関係性に感謝している様子だ。
「公開した写真には、開封したコーヒーメーカーを前に大満足な笑顔を見せるさんまと、その背後からさんまに寄り添う二千翔さんの姿が写っています。普段のバラエティ番組で見せるさんまの笑顔とはどこか雰囲気が異なり、リラックスした柔らかな印象です。どんな想いでこのコーヒーメーカーを二千翔さんから受け取ったのかが容易に想像できますね。また、ネットではプレゼントの中身がコーヒーメーカーであることを確認した瞬間に『2日前に壊れた』と説明するさんまに対し、『本当に本当に心優しい人格者です』『この返しはさすがだなと思います』『“壊れたことにする”、しかも“2日前”という最適解を一瞬で導き出す頭の回転の速さは驚異的』と称賛する反応が寄せられました。コーヒーメーカーが本当に2日前に壊れていたかどうかはさて置き、どちらにしても2人の愛が感じられる素敵な誕生日祝いとなったのではないでしょうか」(芸能記者)
さんまはかつて、自身のことを“ボス”と呼ばせてきた二千翔さんが友人の前で不意に「うちのお父さんがさ」と口にしているのを聞きつけ、「あれは嬉しかったぞ」と感動。仮に2台目のコーヒーメーカーだったとしても、二千翔さんから貰ったプレゼントの方をより愛用するのではないだろうか。
(木村慎吾)