最近では、「50~60代限定パーティー」など、シニアの婚活が珍しくなくなってきました。超高齢社会の現在、長い人生を一緒に添い遂げるパートナーを見つけたいという思いは、当たり前なのかもしれません。そんな中、シニア婚活を行う人々の間では、こんな心理があることが分かりました。
パートナーエージェントが2017年、50~69歳の独身男性・女性2,000人に実施した『シニア世代の結婚』に関するアンケート調査で、「結婚(入籍)相手が欲しい」「事実婚・同棲相手が欲しい」という人に「パートナーを求める理由」を質問したところ、男女ともに1位と2位は「安心、信頼できるパートナーが欲しいから」と「人生をより充実させたいから」という回答。
男性の3位は「一人では寂しいから」で49.1%、女性の3位は「経済的に不安だから」で43.0%でした。多くのシニアは、パートナーのいる安心感と自分の人生の充実を考えており、寂しい、経済的など、現実面は後回しであるようです。
「孤独死が怖いから」という理由については、男性が19.3%、女性が16.1%で、やや男性のほうが多い結果に。まだまだ人生は長いと感じ、死は現実的ではないのかもしれませんね。