怒るのも無理はなし!?
テレビ朝日の弘中綾香アナが、同局の公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」にアップされる動画の内容に怒りを露わにしていることが、9月4日の「文春オンライン」の記事で明らかとなった。
同チャンネルにはバラエティ番組との連動企画の他に、弘中アナをはじめとしたテレ朝の若手の女子アナたちが登場し、エクササイズやスポーツ、踊ってみたにチャレンジするムービーが定期的にアップされている。
今回の記事によれば、弘中アナはこういった動画を制作するスタッフに対して「女子アナの仕事じゃない」と怒りを露わにしており、「制作スタッフは私達の将来を無視して、バズらせるためだけに動画を作ってる。皆さん、気を付けた方がいいですよ」といった内容のメールを同局の女子アナやプロデューサーに送っていたとのこと。
「弘中アナが指摘している通り、再生数欲しさに男性ユーザーが喜びそうな内容の動画も多数見られており、弘中アナもボディラインが浮かぶスポーツウェアでエクササイズを実践したりと体を張っている印象を受けます。そんなテレ朝・女子アナたちの一番の被害者となっているのが三谷紬アナでしょう。ダイエット企画では、胸の谷間がのぞくタンクトップ姿を披露しています。極めつけは7月22日にアップされたトランポリンを使用したダイエット動画で、跳ねるたびに豊かなバストが上下に激しく揺れていましたし、この企画を考えた人は明らかに確信犯ですよね」(エンタメ誌ライター)
ただ、同誌の問い合わせにテレ朝広報部は「コンテンツはアナウンサーの意向を十分踏まえた上で制作しています」と回答しているようだ。
「弘中アナのように勇気を振り絞り、反発できればいいのですが、女子アナの全員が全員、制作スタッフに意見できるわけではないはず。それこそ三谷アナは地上波のレギュラー番組は『やべっちFC~日本サッカー応援宣言~』と、月1放送の『無料屋』ぐらいですから、売れっ子の弘中アナほど強く出られる立場ではないはず。弘中アナには“NO”と言えない女子アナたちのSOSサインを感じ取り、代弁者として奮闘してほしいところです」(前出・エンタメ誌ライター)
ちなみに毎年発売されている女子アナのカレンダーなども本来の女子アナの仕事とは関係ないはずだが、このカレンダーをめぐっては、弘中アナがタレント風に表情を作ったショットを見たマツコ・デラックスが「勘違いしているわね」「顔を作るのが好きだな、この女」と、アイドル気取りを指摘している。
このマツコの指摘を受け、弘中アナは「私たちも仕事だと思って、テレビ朝日の利益になるためにと思ってこういう風に…」と釈明していただけに、基本的には与えられた仕事はこなしたいという考えは持っているはず。
そんな弘中アナがこれだけ反発しているということは、YouTube動画に関しては許容範囲を大きく超えている指示が出されているということだろう。
(本多ヒロシ)