9月9日、Twitterのトレンド1位となったが「ブルーノ・マーズ」。ハワイ出身のアメリカ人のシンガーソングライターで、テイラー・スウィフトやエド・シーランらと同じく洋楽ファンならずとも名前や曲を知っている人が多い世界的ビッグアーティスト。
それがなぜ突然、話題の1位にまで上りつめたかというと、われらが日本のNO.1アイドルグループ・嵐の新曲「Whenever You Call」をブルーノが書き下ろしていたことが嵐の公式HPで発表されたから。
「嵐ファンは一斉に歓喜の声を上げたようです。中にはブルーノ・マーズを知らない人もいたようですが、『ブルーノ・マーズだって!ヤバいよ!』『世界でいちばん好きな2組のコラボなんて確実に死ぬ』など、喜びの声が圧倒的。歌詞がすべて英語ということも驚かれたようですが、ブルーノの書き下ろしなら当然英語ですよね(笑)。ともあれ、現代のマイケル・ジャクソンと呼ぶ人もいるほど、ブルーノは評価の高いアーティストですから、日本人アーティストへの新曲書き下ろしは快挙かもしれません。ミディアムバラードのようですが、ブルーノ本人が嵐の年内活動休止を知ったうえで彼らのパフォーマンスなどを見て書いたようですから、たとえ英詞でもファンと一緒に歌えるようなナンバーになっているのではないでしょうか」(エンタメ誌ライター)
トレンドで急上昇した背景には、書き下ろしのニュースにブルーノのファンが反応したことも理由のようだ。その中には「ブルーノ本人が歌って」というリクエストもあった。
「メガヒットした『Uptown Funk』『Just The Way You Are』のようにファンクもバラードも何でも書けて、しかも歌唱力やパフォーマンス力は現在のポップミュージックのアーティストの中でも群を抜いているブルーノ。2018年の日本公演では、パフォーマンス中にステージに背を向けて自撮りしている女性タレント軍団に“邪魔だから出て行け!”というポーズをとったことでも話題になったほど本気のパフォーマーで、実際に見ると本当に圧巻の歌唱力です。そんなわけですから、ブルーノファンは本人が歌ってこそ意味があるという意見なんです」(前出・エンタメ誌ライター)
きっと歌いやすい旋律で曲を書いているはずとの予測もあり、ならば余計に双方の歌を聴き比べてみたいという音楽ファンもいるようだ。
(飯野さつき)