生後7日頃に行う「お七夜」や「命名式」、1ヵ月頃の「お宮参り」、100日を祝う「お食い初め」、6ヵ月の「ハーフバースデー」、「初節句」……。我が子の成長を喜ぶ1歳までの伝統行事はたくさんありますが、免疫力の低い赤ちゃんの行事となると、感染症対策にかなり気を使いますよね。先輩ママたちはどのように進めているのでしょうか。
カラダノート社が2020年6月、『ママびより』メルマガ登録者、ママびよりシリーズアプリの利用者296人を対象に実施した調査によると、現在1歳未満の子どもがいるママたちに、1歳までのお祝い行事について「新型コロナウイルスの影響による変更」を尋ねた結果、多く寄せられた回答は「親族を呼ばずに家族だけで行った」(15%)、「中止した」(8%)、「延期した」(5%)だったそう。
「両親がお宮参りに県外から来る予定が来れなくなった」「買い物に行けないため通販を利用した」「お宮参りも人混みを避けて、人気のない神社を選ぶようにした」「家族だけでお祝いすることが多く、上の子との差がでてしまう」などの声が寄せられていて、感染症対策を第一に考え、できる範囲で行っている様子がうかがえます。また、兄弟・姉妹間で行事の行い方に差が出てしまう点も、悩みの種の一つになっているようです。
我が子のお祝い行事を楽しみにしていたママ・パパにとっては残念なことも多いと思いますが、安全に行える範囲内で心から楽しめるものにしたいですよね。グッズや食事は通販を利用して自宅で行う、おうち時間を利用して手作りに挑戦、家族だけで行うアットホームな雰囲気を堪能、写真や動画を活用して大切な思い出を親族とシェア、中止にする場合は代わりに別の行事を計画(創作)などと、工夫次第で唯一無二の貴重な行事にすることができそうです。
家庭ごとの工夫をシェアし合えば、子どものお祝い行事にも新しい風が吹くかもしれませんね。
(Nao Kiyota)