女優の芦田愛菜が大学進学時に医学部へ進むのではないかと、9月15日発売の「女性自身」が伝えている。
記事によると、現在都内の有名私立A大学付属の女子高の1年生である芦田は、女優業をこなしながら勉学に励み、成績はトップクラスであるというが、高校卒業後はそのまま大学の医学部に内部進学を目指しているという。
多忙な女優業をこなしながら、私立大医学部最難関と言われるA大医学部に入ることが現実的に可能なのか。
「A大の附属高校には、医学部に進める“枠”が存在しますが、その人数は附属高校1校につき数名程度の“狭き門”。成績は常に学年トップを争う位置にいないと進学は叶わないでしょう。内部進学は成績が伴っていれば受験を経ずに希望の学部へ進めるという利点はありますが、医学部の場合はむしろ学外の生徒が受験で入る方が倍率的にも楽と言われるくらいの難しさ。付属校からの医学部入学はそれほどハードルが高いです」(A大付属校OB)
幼少の頃から医療分野に興味を持ち、テレビ番組で将来の夢は「医学の道に進んで病理医になりたい」と語ったこともある芦田ではあるが、夢への道は決して平易なものではないのだ。
とはいえ芦田は先日、10月9日公開の主演映画「星の子」の完成イベントで映画のテーマである“信じること”について質問され、「人は裏切られたとか、期待していたのにと感じてしまうけれど、それはその人が裏切ったわけではなく、その人の見えなかった部分が見えただけであって、その見えなかった部分が見えたときに、それもその人なんだと受け止められる揺るがない自分がいるというのが、信じられるかということなのかなと思ったんです」と予想をはるかに超える返答し、周囲を驚かせている。
「あの芦田愛菜ちゃんが?と思うと、その大人びた受け答えに驚いてしまいます。恐らく今まで数多くの本を読んで自身の物事の考え方を構築し、表現方法を磨き上げてきたのでしょうね」(芸能記者)
芦田は小学生時代には年間100冊以上も本を読み、知識を吸収してきたと記事は記しているが、彼女の先の発言を聞いていると、それは決して大げさではないと思えてくる。
女優兼女医という途方もない夢も、現在も様々な知識をどんどん自身のものにしている彼女なら不可能ではないと思えてくる。今後もその健やかな成長を見守っていきたい。
(石見剣)