1週間の延期を経て9月13日に第8話が放送された人気ドラマ「半沢直樹」(TBS系)。世帯平均視聴率は25.6%を記録して番組最高視聴率を更新。勢いが止まらない。
敵対していた半沢(堺雅人)と大和田(香川照之)が手を組み、債権放棄の受け入れの提案に失敗した紀本常務(段田安則)の追い落としにかかる。大和田が半沢に「改めて、私と手を組まないか?」と握手を求めるも、半沢は「人にものを頼む時は大事な7文字を教えていただきましたね、もうお忘れですか?」と大和田に「お願いします」の言葉を要求。ここで大和田は、苦渋に満ちた顔で「お、お、おねしゃす」と唇を震わせる名演技を披露したのだ。
さらには同日、香川はツイッターにて「『おねしゃす』ネタ、いかがでしたでしょうか?w」と投稿。「これは…【1】半沢くんの案【2】大和田の案【3】現場で生まれた偶然【4】監督の案 果たしてどれだったでしょうか?」とクイズを出題し、翌日のツイッターで【2】の香川本人であることを明らかにした。
「視聴者からの解答には、『香川照之の昆虫すごいぜ!』(NHK Eテレ)で香川が演じているキャラクターがカマキリ先生であることから、『【2】のカマキリ先生でおねしゃす!』などの声も上がりました。実は9月6日に放送された番組『生放送!!半沢直樹の恩返し』(TBS系)で、香川にはこのカマキリ先生を絡めた作戦があったようなのです。9月6日のツイッターでは『生放送が無事に終わりました。とはいえ…もしものためにと持参していた(カマキリ先生の)ヘッドは、ついに登場せず(泣)』と、同番組にカマキリ先生の被り物を装着して登場しようと計画を立てていたことを明かし『そこで生放送直後に、この無用の長物を無念の装着。アイコン画像にアップいたします。従って9月6日は、大和田=カマキリ先生の合体記念日でございます』と、東京中央銀行のセットをバックに、カマキリ先生の被り物をした大和田の写真をツイッターのアイコンに変えていました」(芸能ライター)
香川にとって「半沢直樹」の大和田とカマキリ先生は、切っても切れない関係なのかもしれない。
(窪田史朗)