「高橋メアリージュンと道端アンジェリカって似てない?」
最近、そんな話をよく聞く。確かに名前の語感は近いし、顔もなんとなく似ているような…。実はこの2人、他にいくつもの共通点があった。
高橋は父親が日本人で母親がフィリピン人、道端はアルゼンチン人の父親と日本人の母親の、ともにダブルだ。その特長を生かし、美人姉妹モデルとして活躍。年齢も高橋が32歳、道端が34歳とほぼ同世代。おまけに高橋は滋賀県、道端は福井県と、出身は隣県同士だ。
学生時代はヤンキーだったとの疑惑がかけられたことにも不思議な縁を感じる。2019年5月放送のバラエティ番組「今夜くらべてみました3時間SP」(日本テレビ系)に高橋が出演したとき、出身中学が“ヤンキー中”と認めていた。一方の道端は15年5月放送のバラエティ番組「中居正広のミになる図書館」(テレビ朝日系)で、友人のモデル女性から高校時代はみんながビビるほどの有名なヤンキーだったことを暴露されている。
2人は共に病気とも闘っている。高橋は14年3月のツイッターで難病の潰瘍性大腸炎を患っていることを告白。一時はひどい腹痛や下痢に悩まされていたが、今は落ち着いているようだ。また、子宮頚がんも克服。道端は17年5月のインスタグラムで皮膚疾患の乾癬であることを公表した。ストレスなどで悪化することもあると悩みを吐露。同じ病気に悩む人を勇気づけている。
似た者同士の2人だが、現在の活動の場には違いがあるようだ。
「高橋はモデル活動にとどまらず、大ヒットドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)など、今年は複数のドラマに出演。女優としての知名度を高めています。一方の道端は19年に元夫の恐喝逮捕で一時期は芸能活動を休止していましたが、今年8月、ヌード写真集を出版、大きな注目を集めました。現在はピラティスインストラクターの資格獲得に励んでいることを、インスタグラムで報告しています」(芸能記者)
今後も2人の活躍に期待したい。
(石田英明)