9月16日の「文春オンライン」が、8月末に芸能事務所「オスカープロモーション」からの退社を発表した女優・福田沙紀の記事を掲載した。福田は、ある映画作品でジャニーズ上層部の逆鱗に触れ、女優業を干されていたという。
「09年、嵐・櫻井翔が主演した映画『ヤッターマン~YATTERMAN~』に、福田が出演した時のこと。記事によると、彼女はその時期、主演映画『櫻の園』と掛け持ちで撮影に参加していたそう。しかし当時、所属事務所は、福田の主演作である『櫻の園』を優先しており、『ヤッターマン』のスケジュールが合わない場合、代役のバックショットなどでしのいだそう。すると、この対応にジャニーズ事務所の現社長である藤島ジュリー景子氏が『うちの櫻井主演の映画で何をやってくれているの!』と大激怒したとのこと」(芸能記者)
この一件以降、福田はジャニーズタレントと共演できなくなり、仕事の激減に繋がっていったという。また、福田といえば、女優・杏からも共演をNGにされていたという噂もあった。
「18年発売の『フライデー』が、業界内での福田の評判を掲載したことがありました。それによると、彼女は現場で少しでも気が乗らなければ撮影をストップさせるなど、やりたい放題だったのだとか。そのせいで、映画で共演した杏から『共演NG』を叩きつけられたとも報じられました。しかし、今回の文春によると当時、福田は裏で社長から『言いたい事は言っていいんだ』『主演を食ってこい!』と発破を掛けられていたとのこと。これを福田は真に受けたらしく、撮影現場での態度にそのまま出ていたというのです。そのため、ネットでは『社長の指示が本当なら、福田さんは素直な人なのだろう』『様々なトラブルは事務所の責任もありそう』などと同情の声があがっています」(前出・芸能記者)
先日、事務所退社を発表した際、「これからもお芝居に、真っ直ぐに。引き続き、精進して参りたいと思いますので応援よろしくお願い致します」とファンに呼びかけていた福田。今後は、様々なしがらみから解放された活躍を期待したい。