元プロ野球選手で現在は現役復帰を目指している新庄剛志が9月25日放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)にゲスト出演。“NG無し”の豪快なトークで共演者を爆笑させている。
どんな質問にも包み隠さずあけすけに答える新庄は、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志から「こんなに何でも喋る人、この世におんの?」と驚愕されるほどの赤裸々なぶっちゃけトークを展開。かつて、自らの資産管理を委ねていた知人に“数十億円”を騙し取られた騒動について問われると、「お金腐るほどあったから、調べる必要なかったのよ」と口座の残高を確認するという習慣すらなかったと振り返った。
また、海外暮らしをやめて日本のバラエティ番組に参戦した理由に関しては、浪費生活が続いて久しぶりに確認した銀行残高が780円だったからだと説明。自分から日本のテレビ局に“逆オファー”し、「ギャラが最初70万円って言われたの。俺の話題は70万円どころじゃねぇぞと。500(万円)くれって言ったの。そしたら即、『じゃあ450万円でどうですか?』って」と驚異のギャラの釣り上げ交渉を明かしている。
バリから帰国してまだ1カ月ほどしか経過していないが、すでに「(テレビに)10本くらい出たんすかね。7000万円稼がせていただきました」と具体的な数字を出しながら豪語。ただし、MCの坂上忍からは「数日前に(別番組で)聞いた時は、8000万円って言ってました」とのツッコミが入り、数字のズレを指摘されている。
「収録時に財布に入っている現金の額や、テレビ局とのギャラ交渉のやり取りなど、聞かれた質問に全て正直に答えた新庄。細かいことは気にしないと言わんばかりのその堂々とした姿勢には松本や坂上も大笑いしながら驚いていましたが、浜田は新庄を“嘘付き”呼ばわりし、その場その場で言うことがコロコロ変わる男だと指摘しました。実際、1本当たりのテレビ出演で450万円という破格の金額を取り付けたとして、10本の出演で7000~8000万円という金額になるのも計算が合いません。また、全盛期に所有した車の台数についても、『ダウンタウンなう』で明かした『16台ぐらい』という台数と、所属事務所社長の『10台~18台』という証言にもズレがあり、それを指摘された新庄は『10台も15台も一緒やろ!』と笑っていました。もはや一般人とは感覚そのものが異なっており、日本の球界が誇るスーパースターとして崇められた時期があったのも納得ですね」(テレビ誌ライター)
一方で、視聴者からは「話は毎回ブレるのでかなり盛ってるんだろうね」「言うのは自由だから。ただ前回と話が変わったねって言われるだけ」「事務所に所属してるのに自分でギャラ交渉するの?」と冷めた反応も出ている。
この新庄の働きぶりが“450万円級”だったかはさて置き、久しぶりのバラエティ番組降臨で爆笑を届けたことだけは確かだろう。
(木村慎吾)