爆笑問題の太田光が10月4日に放送された「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演し、1日に行われた自身の訴訟の口頭弁論について言及した。
太田は、自身が日本大学芸術学部に裏口入学したと報じた「週刊新潮」を相手取って民事裁判を起こしているが、1日に東京地裁で行われた口頭弁論に太田は初出廷。法廷でのギャグが問題視されている。
「太田さんは法廷で持ちギャグの『プシュー!』を披露。『ウソをつかず、何事も正直に話すことを誓います』と宣誓した後に小声で『伊勢谷友介です』とボケていました。まさか法廷で笑いをとりにいくとは…」(芸能ライター)
番組で太田は「私はこの場でも裁かれるのか」と気落ちした様子で口を開くと、「伊勢谷友介です」とボケた真意について「フワちゃんが『言え』って言ったんで」と、この日ゲスト出演したYouTuberのフワちゃんの名前を出してボケたが、発言後の法廷の反応については「シーンとしてました」と、渾身のギャグが大スベリしたことを説明。また、この“法廷ボケ”によって「(太田光代)社長はまあ怒ってました」と明かしている。
太田の発言について出演者の細野敦弁護士は、「怒ったり泣いたりする人はいますが、笑いを取りにいく人は見たことがない」と呆れ、実業家の堀江貴文氏は「これ刑事だとマジで罪が重くなる」と指摘。
「今回の口頭弁論は、傍聴席26枚に対して並んだ傍聴希望者は249人。倍率9.6倍は昨今の芸能人絡みの裁判ではちょっと低いと、2日放送の『とくダネ!』でお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーさんにイジられていましたが、太田さんとしては自身の訴訟を知ってもらうための話題作りの意図があったのかも知れません。『伊勢谷友介です』が小声になってしまったのは、裁判長に聞かれて咎めることを恐れたのか…。いつもの太田さんのキレは感じられず、ちょっと中途半端になってしまいましたね」(前出・芸能ライター)
なお、判決公判は12月21日の予定。出演した演出家のテリー伊藤氏は「(太田に)死刑判決が出ると思います」とイジって笑わせたが、果たしてどんな結果になるのか注目だ。
(石見剣)