お笑いコンビ・スリムクラブの内間政成が10月6日発売号の「週刊SPA!」の取材に応じ、住宅ローンによって破産寸前の状況に陥っていることを明かした。
2010年度のM-1グランプリで頭角を現し、その奇抜なネタが注目を集めたスリムクラブ。相方・真栄田賢の奮闘もあり、バラエティ番組に出演する機会が増えると、内間は2013年に番組の企画で「頭金なし、6000万円の35年ローン」を組んだという。
当時の売れっ子ぶりであれば、毎月の20万円という返済額はなんの問題もなかったと振り返るものの、昨年にはスリムクラブに闇営業騒動が勃発。コンビとして活動を謹慎したことで収入が一時的に途絶え、ようやく再開できたと思えば、今度はコロナ禍で仕事が激減してしまった。
最近では、月の収入がローン返済額の20万円にすら満たない事もザラにあり、専業主婦だった妻はパートを開始。家の売却を考慮したこともあると語るが、これまで「床の断熱材が少なすぎて冬は底冷えする」など、自宅の欠陥を笑いのネタにしてきたことで、買い手がつかない状態だという。
ローン地獄からの脱出を図るべく、現在は節約を徹底。大好きだった飲み歩きも辞め、業務用ウイスキーで宅飲み。パートに汗をかく妻に代わって毎日の自炊も担当し、内間は調理中の味見だけで腹を満たすようで、自粛中には6キロ痩せたとのこと。「それでも不運な状況は続くもので、最近は電化製品がことごとく壊れちゃって。先日も洗濯機を買い替えました。12回払いのローンですけどね」と明かし、ローン続きな日々を過ごしているようだ。
「ブレイク時の勢いに任せて6000万円のローンを組み、その後は人気の低迷と闇営業騒動による謹慎に悩まされた内間。コロナ禍による仕事の減少については不運でしたが、ネットでは内間に対して“自業自得では?”との声も出ています。『そんなに住宅ローンで苦しんでるのに、さらにローンで洗濯機を買うのに驚き。リサイクルショップでは1万円とかで売ってますよ』『浮き沈みの激しい芸人が長期のローンで買うべきじゃない』などと内間の見通しの甘さを指摘するものが多く、毎月の安定した給料を見込める仕事への転職を勧める声もありました」(テレビ誌ライター)
先日はフルーツポンチの村上健志もゲスト出演したバラエティ番組の中で、相方がアルバイトを始めていることを打ち明けて共演者を驚かせていた。
未曾有のコロナ禍が多くの芸人を苦しめていることは確かであり、内間にはそこに6000万円ローンが重くのしかかる。6キロも痩せた内間に、1日も早く“欠陥住宅ネタ”で爆笑をとる日が来ることを祈りたい。
(木村慎吾)