ハードボイルドタッチでありながらハートウォームな展開が注目されているドラマ「天使にリクエストを~人生最後の願い~」(NHK)で、理想が高く頑固な看護師・寺本春紀を好演している志尊淳。
これまではかわいい顔立ちを活かし、朝ドラ「半分、青い。」(NHK)で演じたゲイの美青年ボクテ、「女子的生活」(NHK)で演じたトランスジェンダーのみき、「きみはペット」(フジテレビ系)で演じた巻き毛のワンコのようにかわいい武志といった“かわいい系キャラ”を演じることが多かったが、今回は頼もしい役柄のため、ネット上では「志尊淳の珍しく男らしいキャラがいい」「素顔は男らしいって周りから言われてたのが、春紀を見てるとなんかわかる」「春紀は淳くんの素に近そう」など、反響を呼んでいる。
同ドラマの番宣で出演した9月26日放送の「土曜スタジオパーク」(NHK)では、死ぬまでに叶えたい願いとして「空を飛びたい」「野生動物を見たい」「自分の子どもに会いたい」の3つを列挙。「野生のライオンをいちばん見てみたい」「過酷なロケも平気」「虫も大丈夫」などと目を輝かせて語る志尊に対し、番組MCの近藤春菜は「本当に目がキラキラしてる」と驚いていたが、もう1人のMCである足立梨花は「そんなこと言ってると(過酷なロケ仕事の)依頼がすぐ来ますよ」と忠告。それを聞いていた志尊は動じることなく「そうですか?(依頼が来ても)大丈夫です」とにっこり。
「志尊は9月8日深夜に放送された『スジナシ BLITZシアターVol.12』(TBS系)で笑福亭鶴瓶と繰り広げた即興芝居中に、流暢な英語で『主の祈り』を唱えたことで、ツイッターを中心に話題となっていました。かわいいだけの俳優だと誤解されがちな志尊ですが、今後は演技力、対応力、表現力の高さ、真面目さにも注目が集まりそうです」(女性誌記者)
コロナ禍さえ収束すれば、志尊は思いのほか早く野生ライオンを仕事として見に行けそうだ。