お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんが10月10日放送の「石橋貴明プレミアム第7弾 芸能界超人No.1決定戦!」(ABEMA)に出演し、現在の預金残高を明かす一幕があった。
激辛料理を食べる企画だと聞かされてスタジオに集められた芸人一同。だが、実際にはコンビニのATMで1000円を引き出し、明細に記載された貯金の残高を公開しなければならないルールだと知って困惑。目下、バラエティ番組のドッキリ企画では引っ張りだこ状態のクロちゃんは「私の預金残高は○820万円です」とケタを一つだけ隠して打ち明け、テロップには「本人がどうしても嫌われたくないとのことで一部隠しとなっております」と表示された。
最低でも「1820万円」もの残高があることが判明したクロちゃん。どうやら“嫌われてしまうレベル”の金額だったようで、それを聞いたケンドーコバヤシは「これだけあったら嫌われてもええやろ」とリアクション。クロちゃん的には“お金を持っていないダメ男”というキャラクターの方が仕事上はプラスにはたらくようだ。
「“キモカワ芸人”として独自のポジションを確立したクロちゃん。今や『水曜日のダウンタウン』(TBS系)ではレギュラーのダウンタウンよりも存在感を発揮しているといっても過言ではなく、圧巻の貯金額も納得ですね。それだけの貯金額がありながら高級マンションへ引っ越さない姿勢にも好感が持てる。『水ダウ』ではもはや“ロケ地”と化しているお馴染みのクロちゃんの自宅マンションですが、番組スタッフはクロちゃんがマネージャーの許可を得て、半ば好き放題に部屋へカメラを仕掛けています。もしも、クロちゃんがセキュリティレベルの高い高級マンションへ引っ越してしまえば、番組のドッキリ企画に大きな影響が出てしまう為、敢えて現在の庶民的な部屋に住み続けているのではないかとの推察も寄せられました」(テレビ誌ライター)
数千万円クラスの預金残高があることを鼻高々に明かすのではなく、即座に“嫌われる”ことを危惧したクロちゃん。世間からは「引っ越さないのは芸人として素晴らしい」「いまだにあんな安い部屋に住んでるのはそういうことか」「たしかにクロちゃんが高級マンションに住んだらイメージ崩れる」「あの部屋こそカネを生むことをよく分かってる」と様々な反響が飛び交っている。
どうやら、“ダメ男”としてのイメージはしたたかなクロちゃんによるブランディングだったようだ。
(木村慎吾)