7月28日は“なにわの日”。この日からおよそ1カ月にわたって、関西発のジャニーズアーティストが「Johnny’s DREAM IsLAND 2020⇒2025~大好きなこの街から~」をJohnny’s netオンラインで配信した。
出演するのは関ジャニ∞、ジャニーズWEST、関西ジャニーズJr.のなにわ男子、Lil かんさい、Aぇ!Groupほか。初日は各グループ総出演のスペシャルイベントで、総勢73人が集結した。8月11日と12日には、新型コロナウイルスの影響で中止となったAぇ!groupの舞台「僕らAぇ!groupがbrakeしそうですねん?!」が生配信されている。
関西のエンタメシーンを盛り上げるために、ひと肌脱いだ関ジャニ。全国5大ツアーをフルハウスにできる紅白歌手となってもなお、郷土を重んじる。その表れとして、関西ローカルのレギュラー番組は、ギャラが据え置きだという。
「関ジャニ人気が全国区となる前の07年から続いている『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)。ギャラは5人全員同じ金額で、開始当時から上がっていないそうです。いちばんしゃべる村上信五さんも、しゃべらない安田章大さんも平等。単価が安いので、夜メシで消えてしまうとか」(テレビ誌ライター)
村上いわく、「(カンテレには)育てていただいた恩がある」ため、高望みをしない。そもそも村上の場合はこの数年間、自分の単価を知らないという。メンバーイチのレギュラー本数を抱える者の余裕といえよう。
司会に挑戦したのは、およそ6年前。現場スタッフから「ロケの進行をやってみないか?」と言われて、特番のミニコーナーを請け負った。単価が上がりだしたことを痛感したのも、このころだ。
「それまでは、安田と月収を言い合いながら、明細書を見せていたそうです。でも、ある時期から、収入の話すらしなくなった。嘘をつくのは嫌だから、それならいっそのこと、金の話をしないと決めたそうです」(前出・テレビ誌ライター)
関西人のイメージを崩すまいと、銭ゲバキャラを貫く村上だが、実はかなり太っ腹。今では、「金は持っとる」と堂々公言するキャラも乗せ、期待を裏切らない。村上は、なにわを地で行くパフォーマーなのだ。
(北村ともこ)