フリーアナウンサーの小川彩佳が報道番組「NEWS23」(TBS系)にメインキャスターとして復帰することが10月15日、同番組の公式ツイッターでわかった。小川アナは7月3日の放送を終えて産休に入り、同月29日に第1子を出産。約3カ月ぶりの復帰となる。
ツイッターでは「小川彩佳よりご報告」と題して、小川アナのコメントを添付。小川アナは19日から番組に出演することを伝え、「気を引き締め、心を込めてニュースをお伝えしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします」と抱負を語った。
保証のないフリーという立場のせいか、かなりのスピード復帰だった。たとえば、フジテレビの椿原慶子アナは2019年3月いっぱいでMCを務めていた報道番組を降板、その後に産休入り。同年8月に出産し、同局の公式サイトによると今も育休中だ。
フリーということもあるが、小川アナが復帰を急いだ背景には局アナで固めた“代打”の活躍も大きそうだ。小川アナの産休中はサブキャスターの山本恵里伽アナがメインキャスターを担当、田村真子アナと上村彩子アナがサブキャスターを務めた。10月15日の「スポーツ報知」の電子版によると、小川アナの産休中は平均世帯視聴率がアップしていたようだ。
「フリーの自分よりも局アナのほうが視聴率が高いというのは、小川アナのプライドが傷つけられたのも同然。ネット上でも『このまま山本恵里伽アナウンサーがメインキャスターで良い気がする』『山本アナは美人で進行もうまい』『立派にMCやり遂げたな』などと、特に山本アナが高く評価されていました」(女子アナウォッチャー)
小川アナはよほど気を引き締め、心を込めたニュースを届けないと、“指定席”を局アナに奪われそうだ。
(石田英明)