お笑いタレントの有吉弘行が10月18日放送のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN)に出演し、大ヒット公開中のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」について言及している。
16日より全国で封切られ、初日だけで興行収入12億円を突破し、18日までのわずか3日間で342万人を動員したという劇場版「鬼滅の刃」。このメガヒットには有吉も「『鬼滅の刃』が凄いんですって。42回上映しているところもあるって」と全12スクリーンの内、11スクリーンを「鬼滅の刃」上映に充てたTOHOシネマズ新宿の“フル稼働”について言及した。
また、「お客さんも席空けてっていう状況じゃないらしいね。バッチリ入れてっていうところで。初日だけで興行収入10億円超えらしいですよ。映画はやめられないね、本当に。ギャンブルだね。やめられないと思うよ、作る人たちも」とコロナ禍にも関わらず満員御礼状態が続く同作の人気ぶりに驚いている。
「劇場版『鬼滅の刃』が10月16~18日の3日間で累計興収46億円に達したと報じられました。この信じられないロケットスタートで、9月18日より“大ヒット”公開中のクリストファー・ノーラン監督作『テネット』がおよそ1カ月間かけて記録した20億円という累計興収(10月12日時点)をあっさり突破。また、夏の映画館を盛り上げた亀梨和也主演のホラー作『事故物件 恐い間取り』の累計興収22億円も瞬時に凌駕することになり、『鬼滅の刃』の成功はもはや社会現象ともいうべきレベルです。なお、コロナ禍とは無縁だった2019年7月19日に公開され、最終興収140億円超えを果たした『天気の子』ですら、封切り初日からの3日間の累計興収は16億円ほど。おなじく同年夏に公開した『トイ・ストーリー4』も3日間での興収はおよそ17億円でした。基本的に国内の映画市場では、金曜日の封切りから土日を含む3日間で累計興収10億円を超えれば、“超メガヒット”扱いとなり、最終興収100億円を視野に入れることができます。そうした中、『鬼滅の刃』は初日だけで10億円超え、3日間で46億円超えを果たすという化け物級の快挙となっています」(エンタメ誌ライター)
また、普段であれば映画の批評に厳しいジャッジを下すことも珍しくないネットユーザーのハートもガッツリと掴んでおり、「Yahoo!映画レビュー」ではおよそ1500件ものレビューが寄せられ、「4.6」という超好成績を記録。評判と売り上げを両立する理想的な展開となっている。
この秋は日本中の劇場が“鬼滅フィーバー”にジャックされることになりそうだ。
(木村慎吾)