10月10日にスタートしたドラマ「35歳の少女」(日本テレビ系)は、10歳時に不慮の事故で長い眠りにつき、35歳で目覚めた少女の成長を描くストーリー。体は成長しても心は少女のままの主人公を女優・柴咲コウが好演している。芸能界でも35歳になりながら少女のような女優がいた。今や国民的女優となった、綾瀬はるかだ。
ダイエットはしたいけど甘い物の誘惑に負けるなど、少女の頃は理想を求めながらも本能を抑えられないこともままある。少なくとも、ちょっと前の綾瀬もそうだった。
2011年の「女性セブン」が、綾瀬がドラマ「JIN-仁-」(TBS系)での撮影エピソードを伝えた。ある日の撮影時、綾瀬は片手にケーキの小箱、反対の手には女性誌を携えていたという。その雑誌は「今年こそ絶対ダイエット」という特集だったことから、現場では“さすが綾瀬はるか”と大ウケだったそうだ。また、06年に綾瀬が2枚目のシングルを出したときのインタビューでは「歌いたくない」「ほかの人が歌ったほうがいい」と素直な回答をしたエピソードも紹介されていた。
少女の頃といえば、クリスマスにもピュアな願いを持つもの。やはり綾瀬は、いまでもそうであった。
「18年12月に行われた炭酸飲料のPRイベントに綾瀬は出席しました。『平成最後のクリスマスに必ず願いごとが叶うとしたら?』と質問された綾瀬は『子供の頃に絵本で見たようなサンタさんがトナカイ(のソリ)に乗って空から降りてきてほしい。煙突がないので窓をコンコンとして来てほしい』と答えたのです。綾瀬のピュアな気持ちがあふれた回答でした。プレゼントについては『来てもらったらプレゼントはいらないです』と遠慮したものの、トナカイには乗ってみたいと願望を明かしていました」(芸能記者)
いつまでも少女の心のままでいてほしいものだ。
(石田英明)