バチバチしていた当時からは考えられない関係性!?
オリエンタルラジオの藤森慎吾が10月19日に放送されたラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送)に出演。相方の中田敦彦について言及する場面があった。
2月に立ち上げたYouTubeチャンネルでは“歌ってみた動画”や“ドライブ動画”が好評を得ている藤森は、番組パーソナリティーのナイツに対して、「ナイツさんは2人でやるとか、良いと思いますよ。チョコプラ(チョコレートプラネット)もコンビでやって(再生回数が)すごいですし」と、YouTubeを開設することをオススメ。
とはいえ、当の藤森はピンでYouTubeをやっていることもあって、ナイツの塙宣之は「オリラジは(2人で)やってないじゃん」とツッコミを入れ、藤森も「オリラジは…そうですね。やってないですね。あっちゃん(中田)忙しいんでやっぱり、はい」と、中田のスケジュールの兼ね合いもあって、コンビでのYouTubeはなかなか難しいと説明。
続けて、中田の活動については「YouTubeやったりとか、オンラインサロンをやったりとか。もう僕も今、月に1回ぐらいですから…相方に会うのは」と、相方の藤森ですら、月1ほどのペースでしか中田に会っていないことを明かしている。
ピンでの活動が徐々に増えてきたというオリラジだが、藤森はそんな現状もポジティブに受け止めているようで「それ(中田と会う頻度が減ったこと)がまた新鮮で楽しいですけど」とコメント。さらに、「おもしろいんですよ。うちの相方はやっぱり。生き方がエンタメでおもしろい」と、中田の生き様を絶賛するのだ。
藤森の口から中田へのリスペクトが語られたことに対して、世間からは「相方の生き方を尊重できるのは素晴らしい」「良くも悪くも尖ってる中田とコンビを組めるのは藤森ぐらい」「ラジオでバチバチにケンカしてた頃がウソみたい。藤森は大人だな」などといったコメントが見られており、何故か藤森の株が急上昇している。
「オンラインサロンの運営や、アパレルブランドを立ち上げたりと、もはや活動の中心が芸人以外のところにある中田。12日に自身のチャンネルにアップした動画では、『YouTubeとオンラインサロンだけで食ってくっていう宣言』『テレビもラジオもやりません。ゲストでも出ません。取材も受けません』と言い切っていたばかりですから、コンビでの仕事もこれからさらに減っていくことが想像されます。そうなれば、藤森としても心境は複雑なはずですが、素直にリスペクトできるのはすごいこと。また、オリラジといえば、07年に放送された『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)の生放送中に掴み合いのケンカに発展する“放送事故”を起こしたことは有名なところ。ケンカの原因は藤森が人気アニメ『エヴァンゲリオン』に関する知識が乏しかったというどうでも良すぎる内容だっただけに、とてつもない成長を感じますね」(エンタメ誌ライター)
もちろん、中田も藤森をリスペクトしており、19年にアップされた動画で藤森のスゴイと思うところのベスト5を発表している。お互いの実力を認め合っているからこそ、お互いが安心してピンでの活動に取り組めているということなのだろう。
(田中康)