ガールズグループ「NiziU」のミイヒが、体調不良により休養することが10月23日に公式サイトにて発表された。同サイトによると「最近の活動において体調不良が続いて」いたという。そんなミイヒの体調について、芸能ライターはこんな懸念を示す。
「2004年生まれの彼女は日米ハーフのニナと同学年で、グループ最年少。その若さで中学校の卒業を挟んだ時期に韓国で半年間にもわたる合宿生活を送っていたのですから、不安やストレスも抱えていたでしょう。しかも本来なら6月にメンバーが発表された段階で帰国できていたはずですが、コロナ禍のために足止めをくらう形になり、NiziUが帰国を果たしたのは9月29日のこと。ミイヒ自身は学業のために一時帰国していた時期もありますが、親元を長く離れての合宿生活が堪えたのではないでしょうか」(芸能ライター)
ミイヒはすぐに痩せてしまうタイプで、オーディション中には総合プロデューサーのJ.Y.Park氏が何度も彼女の体調を心配していたほどだ。現在治療中のミイヒは徐々に体調が回復しているとのことだが、今回の休養に気が気じゃないのが、日本テレビだというのである。
「日本テレビは情報番組の『スッキリ』にて『NiziU』を生んだNiziプロジェクトに密着し、大人気コンテンツとなっていました。それもあって10月27日には『スッキリ』の番組内で、NiziUの国内初パフォーマンスが披露される予定だったのですが、その晴れの場にミイヒが参加できないのはほぼ確実。国内お披露目が完全な形で開催できないことになったのです」(前出・芸能ライター)
その一方で今回の休養は、グループにとって不幸中の幸いになるとの指摘もあるという。
「デビューまでの過程をつぶさに報じてきたことにより、ファンはNiziUに感情移入できており、ミイヒに対しては《じっくり休んでほしい》との声がほとんど。彼女が『スッキリ』を欠席しても不満の声はほとんどあがらないと見られています。また、同じJ.Y.Park氏がプロデュースする『TWICE』でも10月17日に、健康上の理由からジョンヨンの活動中断が発表されたばかり。10月26日にリリースされる新作アルバムの『Eyes wide open』では、ジョンヨン抜きの8人態勢で関連イベントを行うと発表されています。二人の休養により、J.Y.Park氏が率いる韓国の大手芸能事務所JYPエンターテイメントには《ホワイト企業だ!》《ちゃんと休ませるのは英断》といった評価の声が寄せられることに。ミイヒの休養も長い目でみれば、マイナスになることはなさそうです」(前出・芸能ライター)
ともあれミイヒにはじっくりと休養してもらい、12月2日のCDデビューには元気な姿を見せてもらいたいものだ。
(白根麻子)