フリーアナウンサーの田中みな実が10月24日放送の「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)に出演し、身長の低さが恋愛では武器になると語っている。
様々な場面で使える、“あざとい”恋愛必勝テクニックが紹介される同番組。この日は、恋愛において女性の低身長は武器になり得るかというテーマの下、身長153センチの田中は「めちゃくちゃ(武器に)なります」と主張。「対男性に対しては特にそうだし、背が高い女子に対してもマウントを取れる」という。
実際、ゲストの俳優・城田優(190センチ)、弘中綾香アナウンサー(157センチ)らと並んで立った際、田中は嬉しそうに「ほら見て」と自分が一番低身長であることをアピール。弘中アナに対し、4センチの差でマウントを取っていた。
一方、小柄な女性がたびたび口にするという「羨ましい!背高くなりたい!」との発言については、「絶対に思ってない」と田中。続けて「私は言ったことないですけど、客観的に見てて嫌だなと思ってます。『牛乳飲もう~』とか言うんですよ?」などと不満を表している。
「他にも田中は『自分よりも可愛い女性から“モテそう”と言われた時の返し方』というテーマにおいて、スタジオで弘中アナを相手に“あざとい切り返し”を実践。弘中アナが『みな実さんモテそう』と振ると、田中は『本当? でも弘中ちゃんに言われたら嬉しい』と返答し、相手を立てながら喜びを表現するテクニックを披露しました。こちらについては弘中アナも『私にとっても悪い気がしない』と賞賛し、恋愛以外でも使える返しのテクニックだとして視聴者からも好評でした。ただ、身体的特徴を武器に恋愛で相手からマウントを取るテクニックや、小柄な女性による高身長への憧れを『絶対に思ってない』と決めつけた点には、『マウント取るとかそういう考え方がイヤ。考え方だって人それぞれだし』『自分の価値観が絶対みたいな発信しないでほしい』と対照的な反応が出ています」(テレビ誌ライター)
あざといテクニックを紹介しなければ成立しない番組であることは確かだが、身長の高低でマウントを取るとの発想は胸の内にしまっておいた方が良かったのかもしれない。
(木村慎吾)