お騒がせタレント・加藤紗里が、今度はシングルマザーを対象とした支援プロジェクトを発足させる意向を明らかにした。加藤は、4月28日に、第1子となる女児を出産。自身もシングルマザーとして子育てに奮闘する日々を送っている。加藤はプロジェクトの立ち上げについて、10月25日配信の「AERA dot.」のインタビューで詳細について語っている。
加藤がまず掲げたのは“シングルマザーが住めるシェアハウス”を作ること。母親になって初めて苦労と現実を知ることが出来たと語り「子育てはもちろん、収入を得るためにシングルマザーは過酷な毎日を過ごしています。少しでも、そんな彼女たちの助けになればいいと思います」と話している。
プロジェクトを立ち上げるにあたり、教育、医療、不動産など、加藤がこれまで培った人脈を駆使してチームは出来上がりつつあり、美容外科の経営者や不動産会社の社長などの力も借りて、住居の確保や生活への支援を計画。さらに自治体と協力して、自立支援も行う予定であることも明かしている。
これまでの加藤からは、予想もつかない真面目なプロジェクト。未婚の母となったことで、彼女の中で何かが変わったのか。じつは加藤、数年前にも災害の復興支援を行っていた。
「2016年4月に熊本地震が発災した際、復興支援のためにチャリティTシャツを制作。そのTシャツはマッパに『PRAY FOR KUMAMOTO』などの文字を貼り付けた加藤の姿がプリントされており、5月31日の自身のインスタでも『紗里からのメッセージ 普通じゃないかもだけど 普通に出来なくてごめん』という言葉と共にこのTシャツの写真をSNSにアップしていました」(スポーツ紙記者)
まさに“ひと肌脱いだ”復興支援。自身の経験を元に立ち上げるというシングルマザーの支援プロジェクトも実現すれば素晴らしいことだが、何せ“お騒がせクイーン”と呼ばれる加藤。計画通りに進めることができるのか。もし実現したら本人にとっても大きな転機になりそうだ。
(窪田史朗)