4月13日放送の「PON!」(日本テレビ系)にVTR出演した唐沢寿明。インタビュアーを務めたお笑い芸人のブルゾンちえみから、ゲームのやりすぎで左手親指を脱臼していたことを暴露された。
これに対し唐沢は「波動拳とか昇龍拳を素早く出してた」と格闘ゲームに興じる最中のことだったとし、親指の関節が手の甲に乗っかるように「ゴフッてなって」外れてしまったが「バキッて戻してまたずっとやってた」と、自力で外れた関節を治したと説明。
さらに94年放送のドラマ「新・西遊記」(日本テレビ系)で孫悟空を演じていた唐沢は、子役としてやって来た同ゲームの小学生チャンピオンの男児と対戦し「ぶちのめしたら泣きやまなくて(ドラマ撮影が)4時間押した」というエピソードを明かし、「上には上がいることを教えてやらないとね」と締めくくり笑いを誘ったのだ。
「唐沢が若手俳優から好かれるのは、相手が誰であっても本気で向き合うことに尽きる。唐沢は現場でいきなり脚本にないアドリブを入れてくることで有名ですが、若手俳優はこれをされると『唐沢から俳優として認められた』と喜ぶのだとか。それは唐沢が普段から『コイツは返してくれそうと思える相手にしかアドリブを入れない』と公言しているからなんです」(舞台関係者)
俳優を目指す10代若者から「なりたい俳優ナンバーワン」と言われている唐沢。その人気はこんな豪快な素顔に支えられているのかもしれない。