鳴り物入りで始まった“月9”30周年の記念すべきドラマ「貴族探偵」(フジテレビ系)。初回の平均視聴率こそ11.8%と二桁に乗ったものの、2回目は8.3%にダウンして、はやくも黄色信号が灯っている。
「主演の相葉雅紀を始め、武井咲、仲間由紀恵、井川遥、中山美穂と、主役クラスの女優をずらりと揃えた豪華キャスト。主要な俳優のギャラだけで1000万円を超えると言われています。中でも、これまで何度も月9に主演した中山美穂の存在が注目を集めています」(女性誌記者)
ところが始まってみると、評判は散々のようだ。
「ネットでも、中山のメイド役に対して、太って劣化したなどの厳しい意見がみられます。役どころは本来なら事件の相関関係や推理をまとめるオイシイ役なのに、演技やセリフ回しに往年のキレがみられないとガッカリ感が蔓延しています」(前出・女性誌記者)
やはり15年ぶりというブランクが、演技の勘を鈍らせているのか。第2回放送では、中山の思わぬ一言がネットで話題を呼んだ。
「『ドラマや映画は、原作よりつまらなくなるのが相場というものだからな』と呟く、相葉演じる貴族探偵に対して、『僭越ながら、最近では“逃げ恥”の評価は高かったようで…』と話しかける中山のセリフに対して、“逃げ恥”ファンから『放送局が違うのにどうしたフジテレビ!?』という書き込みがネットで相次ぎました。ネットの炎上が視聴率アップにつながることもありますからね」(テレビ誌記者)
天下の“月9”が他局の人気ドラマだのみとは、なんともはや……。