広瀬アリスが3月24日放送の主演ドラマ「ひこうき雲」の完成披露会見で驚きの発言をして、波紋が広がっている。
同ドラマは80年代のユーミンのヒット曲「ひこうき雲」をモチーフに2人の女の友情を描いたもので、アリスが演じるのは男にこびない生き方を積極的に楽しもうと奮闘する女子大生。当時は仕事か結婚かの二者択一を迫られた時代であることから、アリスは役柄同様、「結婚より仕事を選択する」と発言。「私は結婚願望が全くない。自由に生きていきたくて。家族とはいえ、他人のために家事はできない。家事は1人分だけ」と続けてコメントした。
「自立するヒロインに共感したというのをストレートに言いたかったんだろうと思いますが、家族のためでも家事はできないと言い切ったのには驚きました。アリスには4歳年下の妹で女優のすずがいます。実母と妹の3人で生活しており、一緒にライブに行ったり、外食や買い物したりと、とても仲がいいんです。アリスはすずの大好物であるニラしゃぶを週4回ペースで作ってあげるほど、世話を焼くのを楽しんでいる。いったい何があったんでしょう」(テレビ誌記者)
デビューはアリスが先だったが、女優としてブレイクしたのはすずのほうが先。現在の仕事量は比べものにならない。人気のバロメーターであるCMはアリスの3本に対し、すずは14本と大きく差をつけられてしまっている。女優としても新人賞8冠で総なめ中のすずの勢いに、アリスはまるで歯が立たないのだ。
「中学時代に芸能界に入り、高校生の時に父親が脳卒中で倒れ、家業の看板店が続けられなくなった。店、家、土地を手放したうえに、借金まで背負ってしまいました。長女のアリスはモデルの仕事に本腰を入れ、女優に転身してからも仕事第一でやってきた。それが思うように売れず、妹に追い越された忸怩たる思いから出たガチ発言ではないですか。いつまでも甘えん坊で自分に頼りきりの妹に負けていられないという思いが言わせたのかもしれません」(芸能ライター)
サバサバした性格で男前の姉御肌として、女性人気の高いアリス。今回の発言には「女=家事の時代は古い」「家事はできて当たり前」「自分のために家事して何が悪い」といった女性からのエールが少なくない。
(塩勢知央)