山瀬まみが21年間レギュラーを務めてきたNHK「ためしてガッテン」を3月16日の放送で降板。番組のエンディングでは、スタジオの「まみちゃん本当にありがとう」という垂れ幕と司会の立川志の輔からの花束に、山瀬も思わず涙目になりながら「『ガッテン』で得た知識で本当に生活が楽しくなった。教えてもらったことは私の宝です。たくさんの知識と思い出をありがとうございました」とあいさつした。
同番組は4月13日にタイトルを「ガッテン!」に変更、放送時間も30分間繰り上げ、リニューアルする。芸能ライターが言う。
「長かったですね。回答者の立場で実に21年間も務め上げました。頭の回転が速く、視聴者目線でズバズバ発言する山瀬は好感度抜群でした。ネットでは『山瀬のいないガッテンは考えられない』とショックを受けた声が相次いでいます」
そんな山瀬も、はや46歳。だが、色白もち肌の美魔女で、アラフィフとは思えない若々しさが自慢だ。いったい何があの若さを作り上げているのか。テレビ誌記者はこう説明する。
「山瀬の趣味は料理。ひとりで外食するのが苦手で、高校生の頃に自宅で作り始めたのがきっかけです。得意なのは和食で、出汁を昆布から取る本格派だ。その出汁を取ったあとの昆布を捨てずに佃煮にしたり、根を残したねぎや三つ葉を育ててもう一度使ったりもする。玄米を自宅の精米機で精米し、もみ殻は自家製の糠床に使うなど、エコ料理のオーソリティ。食材に関する豊富な知識は、『ガッテン』などの番組でゲットしています。栄養バランスを考え、1日に30品目の食材を食べるようにしている。ストレス解消は食べながらの飲みで、1人でワイン1本空けるのもザラですね。胃腸の調子も良く、化粧ノリも上々。食べるものが体を作るという言葉を実感する日々だそうですよ」
8年前に終了した「ブロードキャスター」(TBS系)には17年半出演。19年アシスタントを務める「新婚さんいらっしゃい!」は過去最長記録を更新中だ。番組でよく笑い、よく泣くなど喜怒哀楽を隠さないのも、劣化を寄せ付けない秘訣かも。
(塩勢知央)