ユーチューバー・はじめしゃちょーが11月4日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、東京都内のマンションに引っ越したことを報告している。
これまで大学のある静岡県を活動の拠点地としていたはじめしゃちょーだが、人気の上昇に伴い、東京での仕事が増加した為、このたび遂に引っ越しを決意。
YouTubeに「【過去最高額】東京の新居が広いぞおおおおお」と題した動画をアップし、防音と広さの2点を重視して厳選したという豪華な部屋を紹介した。本人も大満足な一室のようで、「めっちゃ広いんですよ。まだ何も荷物が無いから声が響く」「これくらいのスペースがあれば動画も撮り放題だと思います。静岡の部屋より広いです」と嬉々として述べていた。
一方、自宅の一部をスタジオとして使用している影響により、静岡の部屋は間取りから住所が特定され、何度もファンからアポ無し訪問などの迷惑行為を受け続けてきた。これについて、はじめしゃちょーは「動画とか出していく内に、部屋の間取りとかも分かって、住所特定とかもされていくと思うんですけど、周囲に迷惑をかけたくないので、それはやめてください」と視聴者へ要請している。
「はじめしゃちょーと同じプロダクションに属するHIKAKINも、部屋の内装を撮影したところ、その高級マンションが即座にネット上で特定されてしまい、付近の住民が不満を漏らしているとも報じられました。こうした事態を防ぐ為のはじめしゃちょーの呼びかけだったのでしょうが、本当に周辺住民に迷惑をかけたくないとの想いがあるなら、そもそも“新居公開”動画はもちろんのこと、部屋の内装を900万人近い登録者に見せるべきではないです。動画内では住所の特定を容易にしてしまう景色にはボカシが入っていますが、内装に関しては修正なしで公開。それだけ大っぴらにしておきながら、“特定はやめてください”というのは無理があるでしょう。ネットでもこの点に関して、『特定されたくないなら、東京に引っ越したことを知らせなければいいし、引っ越した住居の動画をあげなきゃいい』『撮影部屋以外は映しちゃダメだと思う』『動画出してる時点ですでに迷惑かけてることをご自覚ください』『情報管理が甘すぎる』との指摘が集まりました」(エンタメ誌ライター)
YouTubeにおける“新居公開”企画は通常のコンテンツよりも引きが強く、多くの再生回数を見込めてしまうのも事実。だが、自宅バレのリスクが高い上に、防犯的な観点からも同じマンションに住む他の住人に影響を及ぼす可能性がある。
もちろん、他人の住所を特定し、その現場をアポ無し訪問することは言語道断だが、人気ユーチューバーが視聴者に向けてプライベートな情報を公開しすぎる行為も今後は控えていく必要がありそうだ。
(木村慎吾)