タレントのミッツ・マングローブが11月17日放送の「バイキングMORE」(フジテレビ系)に出演し、一般女性との“5年不貞愛”を報じられた歌手・近藤真彦について言及している。
週刊文春に不貞スキャンダルをすっぱ抜かれ、芸能活動自粛を発表した近藤に関し、意見を求められたミッツは「この報道が出てからずっとモヤモヤしていた」とし、「スキャンダルって何だろうって。本質は、現役で旬で活動している人の何かを拾い上げて、たとえば貶めようとかの意味があるけど、マッチの存在は本当に特異で、ある種、ご隠居さんなんですよ。芸能活動も数年に一度しかしていない。でもスターで、アイドルであり続ける唯一無二の存在」とコメント。
続けて、「今回の不倫のスキャンダル。近藤真彦不倫っていうものに、何の値打ちがあるんだろうと」「若い顧客がいる人なら、お客さんにもファンにも影響があるという理屈、分かるけど、56歳のマッチですよ? どこに影響があるの」などと疑問を投げかけ、「(マッチのファンは)ほとんどがおばさんか、おばあさん、私のような」と分析。今回の不貞では「ご家族以外、さほど実害がない」と表現している。
「また、ミッツは、40年来のマッチファンは不貞スキャンダル以上の荒波を乗り越えてきた経緯があり、この程度の不祥事ではマッチへの忠誠心が揺るがないとも語っていました。ただ、近藤のファン層がどこにあるかはさて置き、今の彼はジャニーズ事務所内の“長男”。全ての所属タレントを統括するような立場にあることから、事務所としても処分を科さなければ下の人間への示しがつかないという意味合いも強いのでしょう。ネットでも『幹部ならOKで若い子はダメというのは内部からも批判が出てしまう』『事務所のトップと位置付けられているなら、それなりの行動をしないと』との指摘があり、“マッチのファンは殆どがおばさんかおばあさん”という表現にも『それが事実だとしても無神経』『おばさんと言われるような年代の女性こそ一番不貞に嫌悪感がありそうなんだけど』とのツッコミが出ています」(週刊誌ライター)
すでにレギュラー出演していたラジオ番組の差し替えや長年提携してきたタイヤメーカーからCM契約の解除が発表されるなど、スキャンダルによる社会的制裁を受けている近藤。
“マッチならOK”の考えは通用しなかったようだ。
(木村慎吾)