11月27日に最終回を迎える朝ドラ「エール」(NHK)。第23週は、窪田正孝演じる主人公・裕一が大ヒット作品を次々と生み出すなか、娘・華(古川琴音)が勤務先の病院で運命の男性と出会うというストーリーだった。
「華はかつて交際していた男性に『君はいい人だ。だけど僕には重い』と別れを告げられた過去があり、自身が『重い女なのでは』と思い悩みます。そんな中で入院してきたのが、俳優・宮沢氷魚演じるロカビリー歌手のアキラ。華は、彼の天真爛漫な明るさに次第に心を許すように。11月18日の放送では、宮沢がギターを片手に入院する患者に向けてバースデーソングを歌うシーンもあり、注目を集めました」(芸能ライター)
ネット上には、宮沢の歌が聞けた喜びのコメントが書き込まれる一方で、「アキラくんが歌った! 歌は苦手ってどっかで言ってたけど」「宮沢氷魚そんなに歌上手くないがチャーミングだな」などの声も。
「宮沢の父親は、1986年に結成され、人気を博したロックバンド『THE BOOM』のボーカル、宮沢和史。2014年にバンドは解散しましたが、今もソロ活動を続けており、根強いファンに支持されています。息子・氷魚はミュージシャンの父親を持つ息子として苦労が絶えなかったようで、2019年7月7日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)では、仕事の打ち上げなどでTHE BOOMのヒット曲『島唄』を歌ってほしいと頼まれ、いざ歌い終わると『なんかゴメン』な雰囲気になると告白していました」(芸能ライター)
ミュージシャンの父を持つゆえの苦悩。ドラマのなかとはいえ、歌ってみせたのは貴重なシーンだったのかもしれない。
(窪田史朗)