デスクワークによる疲労が続いていませんか?
食生活を整えて十分な休養をとっても疲れが残るときは、姿勢の悪さや体を動かしていないことが原因かもしれません。次のように仕事の仕方を見直して、疲労を予防・改善しやすくしましょう。
■デスクワーク中の姿勢を正す
使用するパソコンがデスクトップタイプからノートタイプに変わった場合や低いデスクで作業をする場合などで、作業中の姿勢が前屈みになりやすいと首や肩の凝りに悩まされやすくなります。意識して作業中の姿勢が前屈みにならないようにし、30分に1回を目安に首や肩をゆっくりと回して血行を促すストレッチを取り入れましょう。デスクや椅子が体に合わない場合は、変えることも重要です。
■小まめに「体を動かす」休憩をとる
テレワークの日や長時間のデスクワークを行う日は、とくに運動不足に陥りがち。運動不足になると血行や新陳代謝が滞りやすいため、疲労が溜まりやすく抜けにくくなる原因の一つとなります。1日に数回、近くのスーパーやコンビニに歩いて買い物に行ったり、料理をしたりする程度の全身運動を取り入れましょう。外に出ることが難しい場合は、電話中に室内を歩き回るようにしたり、掃除をしたりするのがオススメです。全身を動かす習慣をつくることで、寝付きもよくなりやすいですよ。
■デスクワークを長時間連続でし続けないようにする
1日の仕事内容をチェックし、可能な限りデスクワークが連続しないよう、取り掛かる順番を調節しましょう。同じ作業時間でも、間に体を動かす時間があるかないかで疲労度合いが異なります。その日の仕事内容がデスクワークばかりだと分かったら、小まめに体を動かしたり休憩を取り入れたりできるようにスケジュールを立ててください。仕事内容や時間の見通しを立てて取り組むことができ、一石二鳥です。
疲れが長期化し、凝りが酷くてツラい場合は、病院を受診することも大切です。体は大切な資本ですから、疲労を溜め込まない工夫でコンディションを整えましょう。
(Nao Kiyota)