女優の北川景子と浜辺美波が12月8日放送の「めざましテレビ」(フジテレビ系)にVTR出演し、“憧れの容姿”についてトークを交わしている。
18日より公開予定の映画「約束のネバーランド」で共演する北川と浜辺。番組では、様々な質問に対して、2人がマルかバツで答えていくコーナーが放送され、途中「なりたい顔の人はいる?」と憧れの容姿に関する質問もあった。
北川はこれに「バツ」と回答し、「若い頃はありました。鼻がもうちょっと大きくなくて、ちっちゃくて可愛かったらいいなとか。(米女優の)ナタリー・ポートマンみたいになりたいって、本当にずっと言ってましたもん、本気で」と説明。ただ、現在では「だんだんこの仕事が長くなってくると、この顔で皆さんに覚えていただいているということもあるし、色々と個性的な部分も含めて、自分の顔でいいかなみたいな境地に、30歳ぐらいからなってきて。そこからは人と比べてどうのっていうのがなくなりました」と容姿に対する心境の変化があったという。
一方、浜辺は“なりたい顔の人”がいると答え、「私、北川さんとか(の顔になりたい)。明日からなっていいよ!って言われたら、いいんですか?って」とコメント。北川は「表に出るまでに1時間以上かかるよ。(化粧とか)いっぱいやってから出てくることになるけど、大丈夫?」と謙遜していたが、浜辺は「お化粧が似合う顔とか」と前向きに返すと、再び北川は「どんどん足せるかも。便利かも、そういう意味では」と最後まで控えめに自身の容姿を表現していた。
「北川といえば、先月ORICONが発表した『女性が選ぶなりたい顔ランキング』で2年連続の首位に君臨しています。そんな北川の憧れる“なりたい顔”が誰なのかというのは気になるところですが、ここで敢えて具体的な他の芸能人の名前を挙げることなく、自らの個性を理由に『自分の顔でいいかな』と返しました。ネットではこの北川の回答について、『北川景子クラスが誰かの顔になりたいとか言う方がわざとらしいから答えなくて良かったと思う』『“なりたい顔No.1”の人が他の個人名出したら、それはそれで非難する人がいると思うから、仮にいたとしても、いないで正解だと思います』などと嫌味のないスマートな切り返しだったと好評。容姿に関するトークでは、どんな些細な表現でも同性から揚げ足を取られることが多いです。よって、『この顔で皆さんに覚えていただいている』『個性的な部分も含めて』との理由から、“自分の顔でいい”と話した北川の答えは角が立たないお手本な回答でしたね」(テレビ誌ライター)
過剰に謙遜しすぎることもなく、年齢の経過と共に自分の個性を受け入れていったという北川。咄嗟の切り返しとしては非常に頭のキレる大人な説明だったと言えそうだ。
(木村慎吾)