KAT-TUNの亀梨和也が首の皮一枚でつながった。主演映画「事故物件 恐い間取り」が、公開された8月28日の週末の「映画ランキング」(興行通信社調べ)で初登場1位を獲得したからだ。
亀梨といえば、8月7日に配信されたニュースサイト「文春オンライン」で、親友の山下智久と未成年女性と飲酒していたことが報じられ、ジャニーズ事務所から厳重注意を言い渡された。その女子高生をお持ち帰りした山下は、一定期間の芸能活動自粛。亀梨は注意にとどまったため、本作の失敗は何としても避けたかった。
そんな亀梨が同作も含め、主演作を撮影している時にこだわるのが食事だ。
「クーラーボックスや保冷付きのエコバッグにその日の食材をたっぷり詰めて、簡易コンロを持参しひとり鍋をするそうです。過去には、ジャーでごはんを炊いたことも…。もちろん場所をわきまえて、大御所がいる日は控えるそうです」(アイドル誌ライター)
共演者を驚かせたのは、15年8月に上演された主演舞台「青い種子は太陽の中にある」の会場となった東京・Bunkamuraオーチャードホール。まな板と包丁を持参して、塊で買った馬肉をさばいて食べていたという。初めて経験する“鬼の演出家”蜷川幸雄氏の舞台。喉を酷使する難易度が高い作品だったため、ケアのために馬肉を食べるよう心がけていたのだ。
「毎年大みそかに東京ドームで開催されるジャニーズアーティストによるカウントダウンライブ。その日は午前中からリハーサルに出て、終わるとスーパーをはしご。食材を買い回って、帰宅して、おでんを仕込んでから、再び東京ドームに逆戻り。その後の本番では、数万人からの黄色い声援を浴びるのですから、なんとも面白いものです」(前出・アイドル誌ライター)
ジャニーズの仲間やプライベートの同僚、家族を集めた新年会は、一大イベントにして、腕の見せ所なのだ。
「ジャニーズの料理番長」と呼ばれて久しい。冷蔵庫に残っている素材でパパッと作る手際の良さは、後輩も太鼓判を押す。細身の身体をキープするため、トレーニングと食事管理に余念がないところも、料理男子の真骨頂だ。
言うなれば「亀飯(カメメシ)」。もしレシピ本を出せば新ビジネスになりそうだ。
(北村ともこ)