俳優の黒沢年雄が1月1日、自身のブログを更新。昨年大みそかに放送された「第71回NHK紅白歌合戦」について「最悪な歌番組だった」と切り捨て、話題になっている。
黒沢は「謹賀新年…時代遅れの僕。」と題したブログで、前の晩に行われた「紅白歌合戦」について「理解に苦しむ最悪の歌番組だった」と自身の考えを述べ、その理由として「ただ騒ぎ立てふざけて進行する…」「それにしても殆んど知らない曲が大ヒット…」「長い歌詞に大声で叫ぶだけで心に伝わってこない…」などと記している。
知らない曲がほとんどである事に関して黒沢は「僕の勉強不足」としながらも、「ヒット曲はその時代を反映し思い出に浸る…郷愁が全く無い…」と、現在のヒット曲や「紅白」の問題点を指摘し、「やり切れない気持ちを持ちながらベッドに入った…時代遅れの自分に自問自答しながら…」と結んでいる。
黒沢のブログにネットでは「私もオールドファン。確かに今の紅白は曲もわからないしつまらないとは思うけど、そんな個人的感想をブログに書く必要あるのか?」「黒沢さんが紅白をどう思おうが勝手だけど“最悪の歌番組”は携わっている人に失礼では」「そんなツラい思いしてまで観なくていいと思うけど」「黒沢さんいちいち一言多いよな」「今の紅白が楽しいと思う人もいるし、わざわざ読んだ人を嫌な思いにさせる事書かないでほしい」といった反応が起きている。
「黒沢さんは思ったことをブログなどに率直に書いてしまうタイプ。昨年もお笑いコンビ・キングコングの梶原雄太さんの降板についてもの申したり、ワイドショーに出演している女性お笑いトリオの見た目を揶揄する発言をして炎上を招きました」(芸能記者)
黒沢同様、近年の紅白について不満を持つ層も少なくないが、あまりにストレートな物言いに今回も批判を集めてしまったようだ。
(石見剣)