“書く”ことは、セラピー効果が期待できます。次の内容を毎日書き続けてみてください。前向き思考が作られ、恋愛体質になれると思いますよ!
■今日あったいいことを5個以上書く
「カフェで食べたハンバーグがジューシーで美味しかった」「夕方に会社の窓の外に見えた夕焼けが真っ赤でキレイだった」など、小さな出来事でOK。ただし、できるだけ具体的に書くこと。書き続けることで、日常生活には意外といいことが転がっていることに気付きますよ。
■自分の長所を20個以上書く
「真面目」「明るい」「積極的」などの単語でOK。最初は、なかなか20個以上の長所が浮かびません。とくに、失恋して傷心のマイナス思考のときには、短所ばかりが浮かんできてしまいます。でもそんなときは、ちょっと視点を変えてみることです。
短所として浮かんできた性質を、前向きな言葉に変えてみると長所になります。例えば、「大雑把」という短所は「おおらか」という長所。「神経質」という短所は「きめ細やか」という長所。そうして考えていけば、20個くらいの長所は出てきます。100日間書き続ければ、心から自分の長所を認められるようになります。
■周囲の人の長所を5個以上書く
あなたの周囲にいる人を1人でもよいので思い浮かべ、その人の長所を書いてみましょう。内容的には、「自分の長所」と同じ考え方です。思い浮かべる相手は、あなたが好きな友人でもいいし、今日喧嘩した友だちのことでもいいです。
また、目の上のたんこぶである上司や、結婚しろ結婚しろとうるさい母親でもいいです。どの人を思い浮かべた場合にも、不満や嫌なところを書くのではなく、よいところを探して書くことで、他人に対して寛容で穏やかになります。
■明日したいことを5個以上書く
どんな小さなことでもいいので、具体的に書くのがコツです。例えば、「スポーツクラブに行き、久しぶりにピラティスのレッスンを受けたい」「朝起きたらまず窓を開けて、ていねいにコーヒーを淹れて飲みたい」というふうにです。
■将来したいことを5個以上書く
将来どんなふうになりたいか、どんなことをしてみたいかを具体的に書きます。明日したいことが日々のことだとしたら、ここでは長期的なビジョンを書きましょう。例えば、「3年後には同じ趣味の彼と結婚したい」「5年後には2人の子どもを持つママになりたい」「10年後には高級住宅地に庭付き一軒家を建てたい」というようにです。
書くときには、「こんなことを書いても自分には無理」などと考えないようにしてください。とにかく、やってみたいことを書いてみるのがコツです。人間、あきらめたら終わり。希望を持つから頑張れます。人間の無限の可能性を信じて書いてみましょう。
前述の全てにいえることですが、昨日と今日、今日と明日で書く内容がダブっても構いません。書いたものをストックしておき、しばらく後になってから見直してみると、あなたの願望の変化、揺るぎない願望がみえてきます。
早い人では1週間くらい書き続けたところで、前向きパワーが満ちてきます。書くのが面倒になったら休んでもいいですが、できるだけ継続して書き続けるほうが、傷ついた気持ちから脱出しやすいですし、恋愛体質になりやすいでしょう。
(恋愛カウンセラー 安藤房子)