TOKYO MX「5時に夢中!」が1月13日に放送され、女優の美保純を始めとする出演者らによる“山手線トーク”が物議を醸している。
この日、番組では「Jタウンネット」が6万人を対象に調査を実施した「もしも山手線に“快速”ができたらどうなる?」とのアンケート結果を紹介。「快速が停まるべき駅」には新宿、池袋、東京が上位に選ばれ、逆に「快速が通過すべき駅」には鶯谷、目白、田端などが並んでいる。
このアンケート結果に関し、美保は「私は代々木はもういらないかなって。代々木は降りることないもんね」と感想。MCのふかわりょうが「駅消滅ってことですか? 最後通告ってことですよね」と驚くと、美保は続けて「あとは品川の横っちょ。大崎? あんまり住民がいない所は(快速停まらなくて)いいんじゃない?」とコメントした。
また、スピリチュアリストの江原啓之氏も「通過すべきは田端だと思います。だって、田端って印象に残ります? 何もないでしょ。駒込とか行った方がいいじゃないですか」とバッサリ。タレントの小原ブラスが「駅自体要らないのは目白だと思います。目白は目黒の雰囲気を醸し出すのが気に食わない。池袋から目白の駅って見えるんですよ。『歩け』って思います」と目白の存在意義について物申すと、江原氏は再び「目白も大崎も田端も共通しているのはハイソぶっているんですよ」と持論を述べた。
「山手線の急行停車駅にするべきランキングについて議論を交わすコーナーである以上、出演者はそれぞれが各駅を取捨選択する必要があるわけです。しかしネットではこれらのコメントに対し、『確かに代々木ほど何もない駅はない』『大崎にはビルしかない』との共感もありましたが、一方で『自分がその駅に降りないから要らないとか子供の意見かよ』『山手線を通勤で使用していない芸能人に言われてもね』『利用してる人からしたら面白くない』との反発も多く寄せられています」(テレビ誌ライター)
こうした地域やエリアをネタとしたトークは共感を得やすい反面、“ディスり発言”として不愉快に感じてしまう人も多いため、言葉の表現には配慮が必要だっただろう。
(木村慎吾)