食べた1時間後もポカポカのまま!?“冷え性”改善に役立つ鍋レシピ

 寒さが本格化し、感染症対策のための換気などもあいまって、例年よりも“冷え”やすくなっていませんか? そんな場合は、体温上昇効果の高い「料理酒」を使った鍋料理を食べることで、冷えを改善しやすくなるそうです。

 キング醸造が2020年12月、20~40代の冷え性に悩む女性10名を対象に実施した調査で、「料理酒鍋」を食べるグループと「だし鍋」を食べるグループに分け、摂取前と摂取後の体温とサーモグラフィー画像データを比較しました。(実施場所:東京都渋谷区/最低気温6.7℃/最高気温10.6℃/室温20.0℃)

 その結果、摂取直後の体温上昇はだし鍋グループと料理酒鍋グループに大きな差は見られなかったものの、摂取開始60分後にはだし鍋グループが開始前と比較して0.8%上昇、料理酒鍋グループが2.5%上昇と、料理酒鍋グループの方が体温上昇の持続効果が認められました。さらに、料理酒鍋グループは、冷えやすい手足の末端まで体温が上昇していたそうです。

「今回のモニター試験で料理酒鍋に体温上昇の持続が認められたのは、料理酒を鍋料理として摂取することにより、リラックス効果が得られて副交感神経が亢進(こうしん)し、皮膚温度の上昇が得られたものと考えられます。その詳しい作用機序の解明には更なる研究が必要ですが、女性の冷えに対する料理酒の効果を生理学的に示すものとして、評価してよいでしょう」

 こう語るのは、モニター試験を監修した医師の古賀良彦さん。体温上昇効果を十分に得るには、「汁まで飲み干すこと」が重要なため、今年は感染症予防の観点から、次のように小鍋で作る“ひとり鍋”がオススメなんだそうですよ。

【料理酒鍋】

〈材料〉(1人前)

■料理酒150ml/水150ml

■鶏ささみ薄切り50g/カイワレ大根30g

〈作り方〉

1.具材を食べやすい大きさにカットする

2.鍋に料理酒と水を入れて2分間沸騰させ、具材を入れてやわらかくなるまで(3分ほど)煮て出来上がり

 汁まで飲み干すため、調味料は加塩タイプの料理酒だけのシンプルな味付けに。加塩タイプの料理酒を使用することで、具材の臭みを消して食材をやわらかく仕上げることができるそうです。お好きな具材でアレンジを楽しみながら、この冬を乗り越えてはいかがでしょうか。

(美容・健康ライター Nao Kiyota)

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