俳優の吉田鋼太郎が1月15日、「あさイチ」(NHK総合)にゲストで出演。舞台で共演した松坂桃李とのエピソードについて語った。
トークの終盤に司会の博多華丸・大吉の博多大吉が「例えば20代の役者さんとやる時になんか思うことはありますか」と質問。シェイクスピア俳優出身である吉田は「シェイクスピアだと、割と怒り狂ったり憎悪に燃えて相手を罵ったりするシーンが多いんですよね。最近の若い方がその芝居ができない時に『どうしてできないんだろうね』ってミーティングをすると、『実は僕、怒ったことがないので、どうやって怒っていいのか分からない』っていう言葉を聞いてびっくりしたんですよ」と告白。
吉田は役者をやる上でよろしくないのではと思ったが、今は誰かを非難したり罵ったりすることにナーバスな時代でもあることを踏まえて「果たしてそれは俳優達にどういう影響を及ぼしていくのか……」と考えたという。
博多華丸・大吉や近江友里恵アナウンサーが共感する中、吉田は最後に「それは松坂桃李君なんですけどね。でも彼は素晴らしい役者なので、そういうことはちゃんと乗り越えていけるんだろうなという風に思ったので」と松坂桃李についてのエピソードであることを明かした。
「松坂自身も過去に何度か、ほとんど怒ったことがないことを告白していますが、数少ない“怒りエピソード”は高校時代の時。松坂は鼻炎持ちで箱ティッシュを常に持ち歩いていている学校生活だったそうで、ある日クラスメートが面白がってティッシュを隠してしまったことに“激怒”したんだとか」(芸能記者)
ネットでは《クールな人なんだろうなーとは思ってたけど、ここまでとは》《戸田恵梨香いいなぁ…怒らない旦那さんがいて》《旦那としては最高だな》《うちの旦那も怒っているのみたことないだから喧嘩もない》など理想の夫像と重ねる声が多数挙がった。
おっとりとした雰囲気で怒らない松坂桃李は女性にとって理想の夫像なのかもしれない。
(柏原廉)