お笑いタレントの明石家さんまが1月23日、「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)に出演。ユーチューブ出演の可能性について語った。
番組では吉本興業を退所したオリエンタルラジオの藤森慎吾と中田敦彦の話題に。その際、さんまは中田と雨上がり決死隊・宮迫博之から昨年12月にユーチューブへの出演依頼を受けたことを振り返った。
さんまは「『テレビのようなものを作りました!』って言うねんけど。それなら、テレビでよくないか……」と疑問が生まれたようで、返事を保留。「正式には断ってないけど、宮迫のためにもあっちゃんのためにも、出来る限りの協力はさせていただきたいけどね」と迷っている様子を見せた。
「さんまは昨年の前半まで自分はテレビで生きてきた人間だから、ユーチューブに出たらアカンと発言し、週刊誌の直撃取材でも宮迫のユーチューブには出る予定はないと語っていました。心境に変化が見えてきたのが昨年6月。『痛快!明石家電視台』(毎日放送)でコロナ禍による影響を嘆きながら『オレらがこんな自粛になってしもてやな、ユーチューブやっといたら良かった思って』とこぼしたのです。さらに11月には自身のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBS)で『お笑い向上委員会』の企画として年末にユーチューブチャンネルを立ち上げる可能性を告白。結局、流れてしまったようですが、気持ち的には相当揺れているよう。宮迫・中田がもうひと押し熱意を見せれば、さんまも首を縦に振るかもしれません」(芸能記者)
ネットでは《本人も仰ってるように、テレビで育ててもらった義理、吉本への義理、そういう周りの人を大切にする人だから出来ないんだよ》《時代の流れとしてユーチューブやネットフリックスなどに勢いがあることは認めていると思いますが、テレビで人気者になりテレビに育ててもらった人ですから、非常に複雑な心境だと思います》《さんまさんはもう自分の損得で仕事してないと思う》など、さんまの筋を通す性格ゆえに難しいという予想が大半。
さんまがユーチューブに登場するとなれば一大事件となるが、果たしてどちらに転ぶのだろうか。
(柏原廉)