お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が1月29日放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)に出演し、自宅で妻から受けた“ダメ出し”を明かしている。
松本は、2009年に結婚した元キャスターの妻からたびたびバラエティ番組出演中の言動をダメ出しされると告白。中でも“びっくりした”エピソードとして松本が挙げたのは、2014年春に放送された特別番組「笑っていいとも! グランドフィナーレ 感謝の超特大号」(フジテレビ系)での妻からのダメ出しだ。
同番組で、松本は相方の浜田雅功やウッチャンナンチャンらと共に、MCのタモリと明石家さんまの長すぎるフリートーク中に突如としてスタジオへ乱入。タモリ、ダウンタウン、さんまという豪華な三つ巴が実現すると、“ライバル”とんねるずの突入も誘い出し、爆笑問題らとの珍しい揃い踏みがお披露目された。
ただ、この“神回”の出演を終えた後も、松本は「怒られたで、嫁に。家帰ったら」と回想。本人は「俺、割といい仕事したかなと思って」とご満悦な帰路だったが、妻からは「なんか1人浮いてたよ」と厳しいジャッジが下されたという。これについて松本は「怒るも何もびっくりだわ」と辛口な指摘に驚愕したと振り返っている。
「『いいとも』最終回では、最初に“順番破壊”を挙行したのはダウンタウンの2人で、その後も松本は『とんねるずが来たらネットが荒れる』と発言し、そこから大物芸人らによる乱入劇が始まりました。本人も自負するほどに“割といい仕事”だったわけですが、現場での松本は普段の役割とは異なり、まるでガヤ芸人の賑やかしのような立場からボケを連発。自分をメインとする番組にしか出演していない松本のこの姿が視聴者には新鮮に映ったものの、普段と全く異なるスタイルで攻めた夫の様子は妻からは“浮いていた”ように見えたのかもしれません。ネットでも当時の松本の仕事ぶりが『いつもの松本人志ではなかった事は確か』との指摘があり、他にも『ファイナルの時の松ちゃんは良くも悪くもかなり張り切ってた』『あの場で松ちゃんは一番声張ってたから、奥さんには浮いてるように見えてたんだろうね』との反応が上がっています。自分から喋らなければ飲まれてしまうというオールスター揃い踏みの緊張感の中、松本も若手ばりのアグレッシブさを見せていましたからね」(テレビ誌ライター)
松本が長くお笑い界の頂点に君臨し続けていられる背景には、意外にも妻からの辛口な“ダメ出し”が効いているのかもしれない?
(木村慎吾)