香取慎吾が主演を務めるドラマ「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」(テレビ東京系)の公式サイトで、エンディングテーマ「Anonymous」を歌っているのが香取慎吾 feat.WONKとだったことが1月31日深夜に明かされ、配信リリースも決定した。
1月25日に放送された第1話ではエンドクレジットに主題歌のタイトルは出てきたがアーティスト名は塗りつぶされ、判別できない状態になっていた。公式サイトでの発表後、2月1日放送の第2話では塗りつぶした部分がなくなり、「香取慎吾 feat.WONK」に。
香取としては昨年1月1日に発売したアルバム「20200101」以来となる新曲リリースとなり、フィーチャリングのWONKは東京を拠点に活動するエクスペリメンタル・ソウルバンドで、香取の同アルバムにも参加している。
しかしネットでは《主演ドラマの主題歌だから意外性はないな》《声ですぐわかったけど》《主人公が香取慎吾で声もそれっぽいなら香取慎吾しかいないだろ!!》などまったくサプライズにならなかった様子。
「過去の例でいうと、日本テレビで19年に放送された田中圭主演の『あなたの番です-反撃編-』では劇中歌が歌手名、曲名共に一切不明でしたが、後に主人公である『手塚翔太』名義で田中圭が歌っており、タイトルも『会いたいよ』という曲名だったことが明らかになりました。同じく草なぎ剛主演の『僕と彼女と彼女の生きる道』(フジテレビ系)の主題歌は『&G』名義で稲垣吾郎が歌っており、第4話放送後まで明かされませんでした。どちらも意外性があったため、視聴者やファンへのサプライズとなりましたが、今回は聞き慣れた特徴のある歌声だっため、すぐ分かった人が多かったようです。同ドラマで捜査一課の刑事役を演じている山本耕史とのツインボーカルなど、もう少しサプライズ要素があってもよかったかもしれません」(芸能記者)
シークレットにする必要性はあまりなかったようだ。
(柏原廉)