元貴乃花親方の貴乃花光司氏が反撃の狼煙を上げた。2月10日発売の「週刊文春」で、息子で靴職人の花田優一に対して激白。浮かび上がってきたのは、優一の不可解なインスタグラムだった。
事の発端は、2月2日発売の「週刊女性」が報じた優一の告白記事。優一は家庭内で貴乃花のモラハラや暴力があったと主張していたが、「文春」では貴乃花が猛反論。優一の告白を事実無根と断じたほか、靴の納期が遅れてクレームが殺到したことや、18年に離婚した陣幕親方の長女に対するひどい仕打ちを明かした。
貴乃花の反論で気になったのが、「週刊女性」で優一が明かした暴力沙汰について。17年2月12日の夕方、実家近くに借りたマンションから外へ出たら、貴乃花が突然つかみかかってきて“1時間半くらいつかみ合って…殴られて…”と優一は証言。
ところが貴乃花によると“息子と電話で口論になり、マンションに向かったところ、下で待ち受けていた息子が取り乱しながら、私に蹴りかかってきたのです”という。近所の目を気にした貴乃花は、力ずくで優一を自宅へ連れていき、説教したというのだ。
「優一の言うように1時間半もつかみ合い、殴られていれば無事で済むわけがありません。相手は元横綱です。病院に行ったようですが、それならば診断書をもらって暴力を受けた事実を証明すべきでしょう。それよりも気になったのが、優一が“つかみかかられた”という17年2月12日のインスタグラム。優一は『戦え!若者!!!』と綴り、自身の後ろ姿の写真を投稿しています。詳細は分かりませんが、貴乃花を迎え撃つ自分を鼓舞しているようにも思えます。“何か”に対して、強い戦意を感じました」(芸能記者)
真相は親子の間でしかわからないが、親子喧嘩ではなく、靴作りの功績で話題になってほしいものだ。
(石田英明)