吉沢亮主演の大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)が2月14日スタートし、初回の平均視聴率は20.0%を記録した。大河ドラマで初回が20%を超えたのは、2013年放送の「八重の桜」以来、8年ぶりだ。
今作は、約500の企業を育て、約600の社会公共事業に関わり「日本資本主義の父」とも呼ばれた渋沢栄一の生涯を描く。栄一の父・市郎右衛門は小林薫、母・ゑいを和久井映見が演じ、その他、高良健吾、田辺誠一、大谷亮平、原日出子、竹中直人、渡辺いっけい、津田寛治、手塚理美、平泉成、玉木宏、堤真一、北大路欣也らが出演している。
注目されたキャストは、江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜を演じる草なぎ剛だ。将軍になる前の慶喜に「天下に事のあった時、あなた様がその大事なお役目を果たされたいとお思いならば、どうかどうか、この渋沢をお取り立てくださいませ」と栄一が直訴する場面になると、ネット上には「草なぎ慶喜、想像以上に威厳ある」「かっこいいじゃないか草なぎ慶喜」「やっぱ草なぎ君ってオーラある」などの書き込みが殺到した。
「慶喜の時代には写真があり、草なぎはその姿にも似ていると話題になりました。慶喜は栄一を重用し、その縁で栄一の人生は大きく変わります。この先も慶喜登場シーンは少なくないと思いますので、2人の絡みは視聴者の楽しみの1つとなるでしょう」(ドラマウオッチャー)
もちろん、主人公を演じる吉沢の爽やかさも大きな魅力。今後、さらに注目度が高まりそうな初回であったと言えよう。