現在“休職中”の嵐。仲の良さで知られた国民的トップアイドルグループだが、意外にもプライベートはバラバラだった。それでも、18年から19年にかけて開催された20周年アニバーサリーのドームツアーで地方に行った日の夜は、必ず一緒に食事をしていた。
酒癖が独特なのは“天然系ピュアボーイ”相葉雅紀だ。
「タンクトップになって、そこらへんを走り回るそうです。TOKIOの松岡昌宏は、何度もその現場に遭遇しています。国分太一は、かつて相葉たちとやっていたレギュラー番組の打ち上げで盛り上げるために、飲んだ酒を口からこぼすというボケをかましていたら、相葉は国分の胸に顔を埋めてその酒を全部浴びたとか」(芸能関係者)
相葉ならではの“滝行”に、宴席はおおいに盛り上がったという。
11年にはドラマ「バーテンダー」(テレビ朝日系)の主役を張ったが、タイトルの通り酒を提供する役だったため、所作やカクテルの作り方を自宅で練習。作った酒をすべて1人で飲みきったため、毎日酔っぱらっていた。
「16年に大ヒットした映画『シン・ゴジラ』を観に行ったときのこと。鑑賞中にビールを5本も空にしたそうです。かつて、『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)の打ち上げで緊張して飲みすぎて、志村けんのヒザの上で寝たこともありました」(前出・芸能関係者)
「相葉マナブ」(テレビ朝日系)ではロケ終わり、スタッフも含めた飲み会がさかんに開かれていた。ハードなロケ後も深夜2時~3時まで飲むことが珍しくなかったが、TOKIO・山口達也の一件やNEWSの小山慶一郎の未成年女性に対する飲酒強要など酒に関するトラブルが続出したため、ジャニーズタレントは酒量を控えるよう事務所から注意された。以降、飲み足りなくても家路に着くことを覚えたという。
嵐の飲み会ではかつて、「相葉くんが寝たらお開きの合図」といわれた。嵐が過ぎ去った今となっては、そんな思い出でさえ微笑ましい限りだ。
(北村ともこ)