2月16日にTBSの「4月期番組改編説明会」がオンラインで開催され、明石家さんまとマツコ・デラックスがタッグを組む新番組がスタートすることが明らかになり、大きな注目を集めている。
前期(2020年10月期)は異例の低改編率だったTBSだが、今期は改編率が30%を超え、7年ぶりの大幅改編となった。その目玉とも言えるのが、さんまとマツコがタッグを組む番組「週刊さんまとマツコ」である。三島圭太・編成部企画統括は「日本でトップとも言える2人がゲストと一緒に喋り倒す番組」と説明。日曜18時半からの30分番組で、裏にはアニメ「サザエさん」(フジテレビ系)という強敵がいる。さんまがTBSでレギュラー番組に出演するのは、「さんまのSUPERからくりTV」以来6年ぶりとなる。
マツコといえば、昨年9月に10年間出演していたバラエティ番組「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)を降板。MCを務めるさんまと、一時は不仲説まで流れていたが真相はどうやら違っていたようだ。
「さんまはマツコの卒業後に出演したラジオ番組で『(マツコは)5年前から辞めたがっていた』『俺との付き合いがあるから一生懸命5年間も頑張ってやってくれた』と内幕を暴露。実は5年前にマツコの信頼する女性チーフプロデューサーが外されたことに不信感を強め、さらに去年、長年信頼してきたスタッフが番組を離れたことから卒業を決心したようです。『仕事は一緒にやりたいと思ったスタッフとしかやらない』というのがマツコのポリシー。その事情を知っているさんまサイドが、マツコへの恩返しの意味を込めて今回の新番組は成立したようです」(週刊誌記者)
番組自体も、「サザエさん」との視聴率バトルも楽しくなりそうだ。
(窪田史朗)