放送中のドラマ「青のSP」(フジテレビ系)では不遇な家庭環境で育ったことをまったく感じさせない弟キャラ刑事・三枝弘樹を明るく元気に演じ、「ここは今から倫理です。」(NHK)では冷徹なように見えて実は熱い心を持った倫理が専門の高校教師で主人公の高柳を静かに演じている山田裕貴。
山田は昨年1月からドラマで「教師」と「刑事」を交互に演じ続けている。順に振り返ると昨年1月期には「ホームルーム」(毎日放送系)で教師、4月期には「特捜9」シーズン3(テレビ朝日系)で刑事、10月期には「先生を殺す方程式。」(テレビ朝日系)で教師と続き、現在は「刑事と教師」をかけもちしている。さらに4月には「特捜9」シーズン4(テレビ朝日系)がスタートするというから、まだまだ教師と刑事のループは続くかもしれない。
そんな山田だが、ネット上では別の注目のされ方をしているようだ。
「それは昨年12月22日に第1話、2月11日に第2話が放送された『LIFE!~人生に捧げるコント~』(NHK)でのワンコーナー『夜の連続テレビ小説 うっちゃん』です。内村光良をモデルにした“うっちゃん”こと内原てるおを中川大志、南原清隆をモデルにした“なっちゃん”こと南村清太を山田が演じているのですが、2人のハーモニーが本家をしのぐほど素晴らしいんです。当初、なっちゃん役は伊藤健太郎が演じる予定でしたが、ご存じの通り轢き逃げ事件を起こしたことで山田が演じることになり、ネット上では『今となってはこのキャスティングが正解としか思えない』と言われているようです」(女性誌記者)
「夜の連続テレビ小説 うっちゃん」は全3話。最終回となる次回放送日の発表が待たれるばかりだ。