綾瀬はるか主演ドラマ「天国と地獄～サイコな2人～」（TBS系）の第9話が3月14日に放送され、平均視聴率は16.5％と、前回の14.8％から1.7ポイントもジャンプアップした。
第8話のラストで望月彩子（綾瀬）と日高陽斗（高橋一生）の魂が、元に戻るかどうかが話題になっていたが、9話冒頭では、彩子が自分の顔をまさぐり、胸を揉みしだき戻ったことを確認。だが、彩子は日高を捕らえることなく、2人で日高の双子の兄で真犯人と思われる東朔也（迫田孝也）を追う。
その道程で彩子は、日高から東の犯罪を隠滅するために手助けした理由を知る。離婚した父と母、それぞれに引き取られ、認知症の父を抱えながら苦労し、父亡き後は自身がすい臓がんを発症し余命宣告された兄。一方の弟は、裕福な家庭に育ち、自身の才を生かして事業を立ち上げた社長。「たった15分後に生まれただけなのに」と日高をなじる東を助けたかっただけなのだった。
「この展開に、ネット上には『真相を知れば知るほど涙出てくる』『胸が張り裂けそう』『切なすぎてつらい』などのコメントが。多くの視聴者が日高に共感したようです。原作のないオリジナルストーリーなので結末が見えないというところも今作の大きな魅力だと思います」（ドラマウオッチャー）
3月21日の最終回に向けて、どんな展開が待っているのか、視聴者の期待は膨らむばかりだ。
