連続ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(日本テレビ系)の第9話が3月10日に放送され、浜辺美波と岡田健史が見せたラストシーンに悶絶する視聴者が続出。ネット上に多数の反響が寄せられた。
天真爛漫なシングルマザーの恋愛小説家・水無瀬碧(菅野美穂)としっかり者のオタク娘・空(浜辺)の“トモダチ母娘”が展開するラブストーリー。第9話では、漫画誌「ジャンプ」のてっぺんを目指す夢を実現するために、漫画執筆に取り組む空と大学の同級生・光(岡田)。漫画執筆中にお腹をすかせた2人が近くのコンビニで買ったあんまんを分け合い食べていたところを地元の不良達に絡まれ、空のメガネを壊されてしまう。
近視でよく見えない空と手をつなぐ光。以前、光が「手をつないだらもう恋人だ」と言っていたことを思い出した空が尋ねると、光は照れながら「非常事態なんで」と答える。やがて、誰もいない夜明けの横断歩道の赤信号で止まる2人。
「『大人になったら、こんな風に漫画を描いたりすることもなくなる』と寂しそうに呟く空に『2人の関係は変わらない』と断言する光。その肩に顔を埋める空は『光の匂いを嗅ぐ。草みたいな匂い。懐かしい匂い。この匂い覚えておく』と呟くシーンは、脚本家・北川悦吏子ならではの名ゼリフ。顔を埋める空に『なぁに?』と戸惑いの表情を浮かべる岡田の演技には『なぁに?の破壊力半端ない』『世界一優しいなぁに?に泣いた』『なぁに?以外のシーン何一つ覚えていない。全部飛んだ』『浜辺美波の空になりたい』などのキュンキュンコメントがネット上に多数書き込まれました」(芸能ライター)
2019年にドラマ「中学聖日記」(TBS系)でいきなり有村架純の相手役に抜擢され、衝撃のデビューを飾った岡田。演技経験が全くなかったため「演技下手」と揶揄され、その後の出演作でも厳しい声が聞かれた。
しかし、今回の「ウチカレ」での演技には、高い評価が寄せられている。期待の大型新人・岡田健史にとって「ウチカレ」は、ターニングポイントとなりそうだ。
(窪田史朗)