3月17日放送の第10話で最終回を迎える「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(日本テレビ系)に視聴者から心配の声があがっている。3月10日放送の第9話後半部で「事件」が起こったのだ。
恋愛小説家の碧(菅野美穂)は新作小説を雑誌で発表。読者の評判は悪くないのだが、ネット上でエゴサーチしたところ「時代遅れ」と指摘する声を発見。担当編集者の漱石(川上洋平)に「100個褒めてあっても1個ディスってるのがあると、それだけ心に残るのよ」と泣きつくのだ。
すると漱石は「ある時代を生き抜き、大衆に深く記憶された作家だけが『時代遅れ』になることができるんです」「作家が本当の意味で『時代遅れ』かどうかは、今ちゃんといきのいい新作が書けるかどうかだけだと、僕は思います」と碧をフォロー。「漱石が担当でいてくれて助かる」と碧が漱石に感謝するというシーンがあったのだが、これがネット上では「事件」とされているのだ。
「このドラマの脚本家である北川悦吏子氏が、自身と碧(菅野)を重ね、今作が役者デビュー作となるロックバンド・Alexandrosのボーカルである川上に慰めてもらっているようだ、とする声が相次いでいるんです。『ドラマを私物化して自己弁護?』『「ウチカレ」の古臭さを川上にフォローさせたらアカン』『菅野美穂は北川悦吏子を怒ってよし』など、北川氏に異議を唱える声が続出しています。また『最終回が大荒れすること確定』『朝ドラ「半分、青い。」の悪夢再び』『まるで「ウチの母は、彼氏ができない!!」って感じの取っ散らかったまま終了しそう』など、最終回を憂う声も少なくありません」(テレビ誌ライター)
菅野にとって4年ぶりの主演ドラマである今作。「終わりよければすべてよし」となるか。